アセンションの時代

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アセンション情報は「なぜ解りにくい?」

さて、次はtomiさんに頂いたテーマで書いてみたいと思います。

なぜ、一般的にアセンションの情報と言うのは難しく理解しにくいのかという事ですね。

その理由は、アセンションの情報は5次元以上へ移行しようとしている人たちに向けたものが多く、4次元へ移行しようとしている多くの人には今の段階ではまだ馴染みにくいものが多いという事です。

波動や次元・時間・空間・チャクラ・ライトボディ・エネルギー等々という話は、興味がある人はそれを楽しめば良いと思います。

しかし、理解しにくくて面白くないけれど、アセンションの必須科目のように思えて頑張って読んでは見ている。だけど、やっぱりチンプンカンプンで理解で出来ずに不安になってしまうという方も多いと思います。

そういう方は、別に無理に覚えようとしなくても大丈夫だと思います。全然、4次元への移行の必須科目でもないですし、興味の範囲で接するのが良いと思います。

もちろん、そういう事を知っていれば、それにこしたことはありませんが、自分のペースを無視してまで無理に覚えようともがくものではありません。

では、なぜそうした情報が私たちに理解しにくいのかを考えてみたいと思います。

私達が自分だと思っている意識は、「マインド」と「ハート」という2つのフィルターを通ってこの世界に現れています。

簡単に言えば、色々なことを考える思考が「マインド」で、色々と感じる心が「ハート」です。私たちはこの2つを区別無くごちゃ混ぜにして1つの「自分の意識」と捉えています。

私たちのマインドは、3次元マインドであり、分離と競争の3次元世界を生き残るために考えるという性質・役割を持っています。

ハートは高次元と繋がっており、私たちが進む方向を指し示します。

本来は、ハートが主であり、マインドが従であるはずなのですが、私たちはあまりにも3次元の世界に深く没入しすぎた為に、マインドが主としての座を奪ってしまっていたのです。

つまり、私たちの意識は、3次元という競争社会での生き残りを考え続ける事が最大の目的になってしまったのです。本来はハートが主であり、多次元的(霊的)な視点から、調和(高次元)を求める事が私たちの目的であったはずなのに。

そういう訳で、私たちの意識と言うのは、マインドによる3次元世界の生き残りという視点に支配されているのです。

ところが、アセンションに関する情報というのは、これとは対極にあるものなのです。

私たちは3次元こそがすべてと言う唯物主義をベースとして来ましたが、アセンションに関する情報は多次元的であり、4次元や5次元という世界の情報が主となっているのです。

つまり、私たちが「無い」としていた世界についての情報なのです。従って、私たちはそれに対して基礎知識も何も無く、まったくのゼロの状態からのスタートなんですね。

大学・高校では、多次元世界やそのエネルギー・波動などについては何も習っていませんし、中学校・小学校でもまったくそれについて何も学んでいないのです。

私たちは、赤ん坊が言葉を覚えるような所から、つまりゼロからアセンションに関する多次元情報を学んでいるのです。解らなくて当たり前なんですね。

解らなくて落ち込む人もいますが、初めからそれが解らないのは当たり前のことなのです。

基礎知識がまったくのゼロの地球の人たちに、まったくの未知の領域である多次元世界を伝えるというのは、想像以上の難しさなのです。チャネリングが本格化しだした段階では、「多次元」や「波動」という言葉さえ一般的な用語としては使われていなかった、そういう段階から高次元の存在達は私たちに未知の領域を伝えてきているのです。

例えば立場を置き換えて、私たちが未開の奥地に暮らす人々にパソコンやスマホについて説明することを考えてみてください。

相手が本当に理解できるように伝えるためには、パソコンの形状や機能以前に、「電気」「インターネット」「ソフト」から伝えなければならないのです。しかも、彼らはそれに該当する用語を持っていないのです。

そして、それは「木で出来ているのか?それとも土か?石か?」と聞かれれば、プラスチックやなんやかんやを伝えなければならないのです。もちろん、そうした用語も彼らは持っていません。

高次元の存在が、次元的に未開の地に生きている私たちに伝えるチャネリング情報にはそれとまったく同じ難しさがあるのです。

しかし、そうした理由で済ませてはいけないアセンション情報について、最後に書いておきたいと思います。

それは、「スピリチュアル」に関する情報です。

これは他の情報とは異なり、アセンションするためには「必須」の科目となります。

言ってしまえば、これさえ身につければ他は何も知らなくても自然にアセンションの道を辿りますが、次元や波動についてどれだけの情報を知っていても、これがクリア出来ていないとアセンションすることは出来ません。

なぜなら、「スピリチュアル」は目的であり、その他の情報はスピリチュアルという目的を一定のレベルでクリアした時に表れる単なる結果なのですから。

例えば、どれくらい目的を達成すれば何点取れるという配点方法や採点方式、問題の形式等をいくら勉強して理解しても、肝心な問題(目的)をクリアする能力を身に付けなければ高得点は取れないですよね。

それと一緒です。次元や波動をいくら理解しても、スピリチュアルという問題をクリアしなければ、4次元への合格点は得られないのです。

次元や波動等の知識もあるにこした事はありませんが、必ずしもそれは4次元への必須ではないという事です。ただ、5次元以上を目指すのであれば、それらの必要度もかなり増す事になると思いますが。

さて、だいたいこんな所です。

私たちが簡単にアセンション情報を理解出来ないのは、私たちが3次元世界を超越したそのような多次元的な知識に対してまったくの無知であるからということなんですね。

しかし、4次元へ行くのにそれらは必須と言う訳ではないから、落ち込んで悩む必要は無く、自分のペースでそうした情報を楽しめばそれで良いという事です。

ただ、「スピリチュアル」についてだけは、必須なので、これだけは確実に高めて行きたいということです。そして、スピリチュアルについては、その気さえあれば、私たちの能力で、充分に理解していく事が出来るはずです。
 

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