アセンションの時代

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「子育て」について

さて、さしあたっていただいているテーマでは最後になるかと思いますが、内緒さんからのお題で、「子育て」について書いてみようと思います。

あとは、今後の記事の中で、パラダイムシフトについて少し触れていこうかとは思っていますが、また、何か希望されるテーマがありましたら、どなたでも気楽にコメントください。

それから、もし、「お題を出したのに忘れられてる~」という方がいましたら、ゴメンなさい、もう一度声をかけて下さい。コメントが入り乱れてきて、見落としているかも知れません。見落としてないつもりではいるのですが。

それでは本題に入っていきます。

まず、子供がお菓子を「もっと頂戴!」と言ったときにどう対応したら良いと考えているかという事です。

基本的に何でもそうなのですが、子供の年齢に応じた対応があると思います。保育園児にも小学校6年生にも同じようには対応できませんよね。

私の場合は、子供が保育園児の頃には、話をそらしていました。なぞなぞを出してもいいですし、絵本を読んであげてもいいですし、ジャンケンでもいいし、高く持ち上げてあげてもいいし、1+2くらいの簡単なたしざんでも子供の視点から楽しめれば何でもいいですよね。

それも、こちらから押し付けるのではなくて、チラつかせて好奇心をくすぐってあげるとなお良いでしょうね。

保育園児のころは、目の前の事に即座に集中する事が出来ます。うまく子供の関心を移行させれば、お菓子のことなんて直ぐに忘れてしまうと思います。

小学校に上がって学年が進む中で、今度はなぜお菓子を食べ過ぎる事が良くないのかを、押し付けにならない程度に少しずつ日常の中で「知識」として教えていきます。

高学年になった時に、自分でお菓子の量をコントロール出来るようになっていれば、取りあえず子育て成功かなと思います。

ただ、その頃から、特に男の子は馬車馬のようによく食べますから、食事や副食をしっかりと作ってあげないと、手っ取り早くお菓子に流れてしまうかも知れませんが。

そうした習慣を身に付けさせるという事は、保護者としての役割ですからね。

子供だからと支配し命令してはダメですし、子供も一人の人間だからと言って躾もせずに放任主義を決め込むのも違うと思います。

身に付けさせる習慣はキチンと見に付けさせて、その一方で、それがなぜ必要なのかをキチンと教えてあげる事が大切だと思います。

それをその場その場の単発ではなくて、子育て期間を通して長期的に進められるといいですよね。

ただ、小学校高学年にもなってくると、そうしたやり方は通用しなくなってくると思います。

そうしたら、言うべき事を言って、それに反して子供がやるのならしつこく非難せずにやりたいようにやらせるしか無いと思います。

そこであまりしつこく非難すると、失敗した時に責任を押し付けてきて、自分の責任をアヤフヤにしようとしてきます。

言う事を言って、それでも反してやるのならやらせてみる。失敗した時には、怒るのではなく、なぜ失敗したのかを教えてあげる。怒ると相手は反発して、失敗の原因を自分から遠ざけてしまいます。

怒るより、「今度はこうするとうまくいくかもね。」とアドバイスだけをしてあげれば、あとは自分で考えると思います。じれったくてもその繰り返ししかないような気がします。そのじれったい部分を、子供はその時に学んでいるんですね。

もう1つのお題は、「他人に迷惑をかけない」等の常識的な躾についてという事です。

小さい子であれば、まず口で教えますよね。

それでダメなら、同じルールで子供に接してあげればいいと思います。

例えば、友達が遊んでいるおもちゃを取り上げてしまうのであれば、その子が遊んでいるおもちゃを取り上げて遊ぶ真似をしてあげればどうでしょうか。子供は当然、嫌がります。だけど、さっきあなたは同じように人から取り上げたんだよ、と教えてあげて、どうすればお互いが楽しく遊べるのか話し合ってみるといいかも知れませんね。

私たちが、一度で分離から調和へのマインドに移行できないように、子供たちも繰り返し失敗し学びを繰り返しますが、その失敗を許し繰り返しの中での進歩を喜んであげられるといいかも知れませんね。

私たち大人は、国語や算数が勉強だと勘違いしていますが、子供達は「仲良くすること」「協力すること」「迷惑をかけないこと」「やり遂げる事」「楽しむ事」「考える事」等々を遊びの中で全て学んでいくんですね。

大人が押し付ける勉強と、子供に本当に大切な学びとの間にはとんでもなく大きなズレがあるんですね。

勉強を全否定する訳ではないですが、内緒さんもこうして色々と考えられているように、人間として生きていく上で必要な学びに、キチンとそれだけの価値を認めて子供に接してあげたいものですよね。

基本的な姿勢として、大人の常識を「押し付けて押さえ込む」のではなくて、「まず教えて、反発を認め、失敗を許し、気付かせてあげる」のがいいかも知れませんね。

ただ、最後に言える事は、「子育てには忍耐と根気が必要ですね」。(笑)