アセンションの時代

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(00)2015年9月下旬以降に備える

備えにも色々とあり、一般的には物質的な備蓄や金融資産についての備えが頭に浮かぶ人が多いかも知れません。しかし、それらの事も含めて、これまでの記事に一通りの事は書いてきていますので、今回はより本質的に精神的に荒波に飲み込まれて訳がわからなくなってしまわないという方向から攻めてみたいと思います。

そのためにはもちろん備蓄等もある程度は必要ですが、これまでにも何度か書いていますし、もし9月下旬に直ぐに始まらなかった時に「おいおい」となりやすいので、後のほうで書くことにします。

今回は精神的な方面からの事を書こうと思って、途中まで書いてみたのですが、状況をイメージするための前振りが長くなってしまったために、なぜ、これから書いていこうとする「備え」が必要なのかを理解するために、これからの混乱の可能性を具体的に感じてみようと思います。

これから訪れるであろう混乱をイメージする時に、漠然とイメージするのと具体的にイメージするのとではまるで違うことに気付かれていますか?

漠然とイメージした場合には、「困るなぁ・嫌だなぁ」と思います。しかし、具体的にイメージした場合には「その時、どうしたらいいんだ?」と思います。リアルさがまるで違うんですね。

例えば、これからの混乱が具体的にどう始まるかはハッキリとはわかりません。可能性としては、金融・経済の混乱である場合が高いと思います。

しかし、その世界的な混乱の引き金として、中国やギリシャやその他の追い込まれた多くの国々がその可能性を持っていますが、例えば日本では首都直下型地震や東海・東南海・南海地震等の地震や富士山等の噴火がその引き金となる可能性も充分にあります。

例えば日本の災害から始まった場合には、状況は最悪で、金融機関の閉鎖でお金が引き出せなくなります。物流が途絶えて、店から商品が無くなります。東海~南海の連動地震津波が起きた場合には、人口の密集した街が多いその沿岸地域は壊滅的な状況になり、避難民が一斉に周辺地域へと疎開をはじめ、周辺地域にも二次災害的に次々と混乱が飛び火して生きます。

ただ、しつこくネチネチとそうした単に1つの可能性としての想像を繰り返すことは、ネガティブな感情を自分に植え付けるばかりで、良い事ではありません。しかし、具体的にそういう可能性を軽くでも知って置くことは、対策と心構えをする上ではとても有効です。

日本の災害でなくても、世界的に金融システムが崩壊した場合、一時的あるいは部分的にしろ金融封鎖が起きる可能性があります。お金がおろせなくなるという事です。

私たちは、「生きる=お金」として捉えているところがあり、これでかなり不安になります。さらに、ドミノ的に混乱が拡大し、物流が止まりはじめると、商品や部品が届かないために仕事が一時帰休になり始めます。

お金を引き出せない、仕事に行けない、店に行っても物が無い、メディアからは溢れるように不安なニュースが流れ続けます。

こうした状況では、人々は本能的に生存への不安を感じるんですね。

中にはこうした状況を見ないことにして、普通に過ごし続ける人も出てきますが、そうした対応でも確実に心の中には不安が蓄積されていきます。

実は、私たちは東日本大震災で、これからの予行練習を行っているのですが、私の周囲にはその時、「恐怖から目を逸らして見ない」という反応をした人がとても多くて、私は強い違和感を感じたんですね。

私たちの地域は、震源地からは遠く離れており、気味の悪い揺れを感じながらも直接的な被害は何も無く、目を逸らして見なくてもそれですみはしたのですが、ちょっと自分としては驚いた周囲の人々の反応でした。

しかし、今回は自分の周囲の問題が及び、それを見ない振りをしても、内面には確実に不安が蓄積されていくんですね。見なければそのうちに解消されているという問題ではないのです。

これは何も、日本の地震・火山が引き金となった時のことだけを書いているわけではありません。世界的な金融・経済の崩壊も、こうした状況を世界中に巻き起こす可能性が充分にあるのです。

それは、これまで1つのコースを倒れ続けていたドミノが、ある地点を通過して無数のコースへと倒壊が拡大した場合に似ています。慌てて倒壊を止めようとしても、あちらもこちらも次々と倒れて域、部分的に止めても、そこもまた違う方向から倒れてきたり、止め損ねるとますます倒壊の勢いが足したりと言う具合です。

そのように無数のコースへと倒壊が拡大するのが9月末頃ではないかと思っていますが、それも絶対ではなく、後ろにずれ込んでいく可能性ももちろんあります。

これを、「リアルゲーム」だとイメージしてください。

私たちは魂という存在であり、肉体にログインして、このリアルゲームを通して、自己を拡大させるためにやってきたのです。

このリアルゲームの特徴は、「逃げれば必ず飲み込まれる」という事です。

この最難関をクリアするためには、「スピリチュアル性を高める」以外に方法はありません。ただ、今からのんびりとスピリチュアル性を高めていく時間は残っておらず、ここからは、これまでに高めてきた自己のスピリチュアル性をもとにして、残りの時間であとどれだけその成長を急加速させられるかにかかっています。

私が伝えようとしている「備え」とは、そのためのよりよい環境を維持するためのものであって、混乱を乗り越えるための本質的なものではありません。

本質的なものとは、ただただ「スピリチュアル性の向上」でしかありません。

しかし、焦る必要はないんですね。何と言っても、私たちは「永遠の存在」なのです。消えてなくなる事なんて不可能なんですね。(笑)

ただ、「今」を受け入れて、前向きに進む事だけに集中していけば良いのです。

そういう訳で、次からは混乱が巻き起こっても、「前向きに進む」ことに集中できるような備えを順に書いていこうと思います。

くれぐれも、混乱を不安等のネガティブな感情で受け止めないようにしてください。そうした自己コントロールは、「百害あって一利なし」です。




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