アセンションの時代

2019年4月以降の主な更新はhttps://sunamibaku.blogspot.com/へ移転してます。

(3)2015年9月下旬以降に備える

(3)金融的に備える

はじめにハッキリとさせておきたいのですが、ここで書くのは私の考えであって、それを信じるか信じないか、どう加工して利用するかは各自の選択であって、あくまでも自分が主となり、情報は自分に合わせて利用する形で、情報に踊らされる事のないようにして下さい。つまり、自己責任において動いてくださいという事です。

それは、何においても当たり前の事なのですが、ことお金のことに関しては損得がハッキリと出やすく、予測が外れて損が出た時に、自己責任をほったらかして「騙された!」という事になりやすいので、はじめにその事を念押ししておきます。

それから、さらに付け足しておきたいのですが、今から書く備え(3)(4)の記事というのは、あくまでもこれまでに書いた備え(1)(2)を円滑に進めるための「補助的」な備えです。

「(3)金融(4)物」的な備えで、これからの時代を本質的に乗り越えることは「不可能」です。これまで私たちは、それこそが「生きる」という事だと勘違いして来ましたが、それは単なる補助的な道具でしかなかったのだという事に痛切に気付く事になると思います。

これからの時代は、「お金では乗り越えられません」。

これはあくまでも、有効な補助策としての備えです。どれだけ有効であっても、それは「補助」としての備え以上にはならない事を忘れないでください。

金融危機が起こった際には、即座には起こらないかも知れませんが、基本的・実質的にお金の価値はかなりの勢いで下がっていくと思います。その現われとしては「急激なインフレ」という現象があります。

例えば、これまで150円で買えていたパンが、200円になり、300円になり、500円になっていくというような現象です。物不足により物の価値が上がるという側面もありますが、それ以上にお金に価値が無くなっていくのだと言えます。

これまで日米欧をはじめとする各国の中央銀行は、あり得ない猛烈な勢いでお金を発行して来ました。経済の減速でどちらかと言えば物が減ってきているのに、その物の取引のために存在しているお金が猛烈な勢いで増加しているのです。

それは正直、「バカじゃないか?」と思えるほどの勢いですが、それを承知しながらも、それをしなければ即座にゲームオーバーになってしまうような状況なのです。

こうしたバランスの崩壊は、どこかで調整が必要になり、それが「急激なインフレ」として現れるのです。

ただ、今回は社会システムの崩壊としての規模が大きいため、その流れを予測しにくい面があります。

それでも、方向性は「お金の価値が急激に下がる」という方向に向かうと思います。

そうした時、「額面のある金融資産」は途端に価値が下がっていきます。現金・預金・債券などですね。

特に預金は、預金封鎖によってほとんど引き出すことが出来なくなり、その間に預金税あるいはインフレによって価値を失う事になる可能性が大きいです。

インフレに対応できる金融資産としては、それにあわせて値段が動く「株・金銀・その他現物資産」があります。これらは少なくともインフレによって価値を失っていくことはありません。

ただ、株は混乱の中で会社が倒産すれば、一気に無価値になってしまいます。金銀などの現物資産は、売却益に税金の網をかけられる可能性があります。

そして、金銀は中期的にはともかく、長期的には他の全ての金融資産と同様に価値が下がっていくと思います。

それはつまり、長期的には価値は「お金」ではかられるものではなく、「心」ではかられる社会へと変わっていくであろうという事です。

しかし、そこに至るまでには、まだしばらくの間、金融的な備えは物事を円滑に進める上で必要な要素となってくるでしょう。

そうした事を総括して考えた時、「金貨・銀貨」は有効な資金の避難先になると思います。また、「株式」にも、銘柄を分散して投資することは有効だと思います。

「預金」は、崩壊が始まるまでは、多額の資金を預け、簡単に出し入れが出来るという面で誰もが主として利用している金融資産ですが、崩壊が始まるとそこに閉じ込められてしまう可能性が高く、金融資産のほとんどが預金という状態は再考した方が良いかも知れません。

ただ、金融資産の多い人ほど、安全に保管する事も考えなければならないので、分散して「バランス」を取る事が大切です。

私のようにほとんど金融資産の無い場合は、大半を金貨等にしてもたかが知れていますが、それなりに金額のある人は、何がどうなるか予測の難しい時代には、分散してバランスを取る事が大切かも知れません。分散してあれば、一度に全てを失う可能性を遠ざけられます。

「タンス預金」もある程度はあった方が良いと思います。

混乱が始まると、人々はまず銀行へ走り、それから物を買いに走ります。

タンス預金があれば、一足先に物を買いに走ることが出来ます。

物が手に入れば、状況によっては人に分けてあげることができます。そのために、備え(1)(2)によってピリチュアル性を高く維持できれば、自らをそこからより成長させる事が出来ます。

そして、それがこれからの混乱を乗り越える唯一の道である、4次元へと繋がる「スピリチュアル」の道なのです。