アセンションの時代

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(4)2015年9月下旬以降に備える

(4)生存の知恵に対する備え

何でもそうなのですが、「知っている」のと「知らない」のとでは、まったく同じ環境にありながら、まるで違う体験をすることになるという事は良くある事です。

例えば、巨大地震などで腕を痛めたようで、固定しないと痛くて動けないというような場合、病院も倒壊して、周囲にお医者さんもおらず添え木も包帯も無いという場合、腕を抱えてただジッとしている事しか出来ませんが、レジ袋を裂いて使えば、簡単に腕をつる事が出来ると知っていれば、取りあえず歩いて移動することは出来るようになります。

焚き火を起こそうとする時に、火の起こし方を知っていれば、ガス等が無くても火種から順に枯れ木などへと火を起こせますが、基本的な事を知らないとガスコンロが無いと火が使えないとなってしまいます。

バーベキューなどをやると良くわかるのですが、ライターを持っていたとしても、その火を木々にまで燃え移らせて、焚き火を起こすというのは、経験の無い人にはなかなか出来ない事なんですね。

店頭から食品が無くなった場合、食べ物がなく飢えに耐えるしかなくなるかのような場合であっても、田舎であれば多くの山野草は食べられるんですね。

草なんて、と思われるかも知れませんが、ほうれん草とタンポポなんて、ほとんど区別無く食べられますよ。ただ、若いタンポポでなければ苦くて食べられませんが。

季節は限定されますが、タンポポを食べられると知っているだけでも、田舎ではそこらじゅうにタンポポは咲き乱れていますから、とても心強いと思います。

このように、衣食住の生きていく上での様々な実用的知識と言うのは、「ああ、なるほど!」と思えるものがたくさんあるんですね。

ただ、今からそうした勉強を始めて頭に詰め込もうとしても、そうした知識はなかなか実践の中で無いと知識・技術共に定着しないものなんですね。

従って、スピリチュアルな本を持つ事で精神的な補強への対策を準備したように、困難な環境の中で発想豊かに困難を切り抜けていけるように、与えられた環境の中で柔軟な発想と独創性を最大限に発揮できる事を補助するような本を、少し持っておく事はとても有益だと思います。

例えば、いくら食料的な備蓄をしたところで、そうした備蓄はいずれ尽きます。食料に限らず、物質的な備えにはおのずからの限界があるんですね。

しかし、知識や精神的な財産と言うのは、どれだけ使っても尽きることは無く、使えば使うほどに幅が広がり豊かになっていくのです。

そうした本は、例えば「サバイバル」「生き残り術」や「食べられる山野草」などのキーワードで検索してみれば、見つけられるのではないかと思います。

これまでの分離的3次元から調和的4次元へと、混乱を経て移行していく中で大切なのは、「少しでも多くの物を手に入れて、物質的に困難を乗り越えていく」ことではありません。

そうした物質への囚われは、奪い合い争う事を引き寄せます。それは3次元へ残る人たちのやり方なんですね。

それを選択するのであればそれで良いのです。しかし、もし4次元へ向かおうというのであれば、これまでの固定観念に縛り上げられた状態から自分を解放して、のびのびと与えられた環境の中で調和的・一体的な生き方を目指す事が大切だと思います。

そう思いながらも、色々な困難にぶつかりながらうまく進めないというのが私たちの常ではありますが、「学び」とはそもそもがそういうものなのです。

キチンとした方向性を自分の中に持っていれば、すんなりと上手くそれが実践できなくても、それを続けていけばそれで良いのだと思います。

そうした方向性を忘れないため、そして、より上手くそうした流れに乗るための補助として、先ほど書いたような書籍を手元において置くことには、意味があるのではないかと思っています。