アセンションの時代

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(5)2015年9月下旬以降に備える

(5)日用必需品に対する備え

これまでカオス(混乱)に対する備えを書いて来ましたが、この(5)日用必需品に対する備えで、一区切りにしようと思います。

これまで(1)から今回の(5)までの備えを書いてきていますが、この5つの備えを下記のように大きく2つに区別する事が出来ます。

~その1~
(1)瞑想・自然浴(2)スピリチュアルな本を持つ

~その2~
(3)金融的に備える(4)生存の知恵に対する備え(5)日用必需品に対する備え

私たちは、混乱を生き抜くことを考える時、1にも2にも「その2」を考えます。

「その2」こそが、3次元世界での生き残りのための術であり、3次元での生存を役目とする人間のマインドがフル回転で意識を集中する部分なのです。

3次元に残るつもりであるのなら、この3つの項目と、争いに勝ち抜く術を身につければそれでOKです。

しかし、4次元を目指そうというのであれば、それではダメです。私たちがこれまでの分離的な争いの3次元を超えて、調和的な助け合いの4次元へ移行しようとするのであれば、「その2」にあるような3つの備えは、よりスムーズに移行を進めるための補助的な備えでしかないのです。

それはあくまでも、補助的な備えであり、それによってゲームオーバーにさせないようにゲーム環境を維持するための力しかありません。

つまり、それは「維持」のための備えであって、次元を「上昇」するための推進力にはならないのです。

何とかそれによって生きながらえていれば、「時間」の経過が自分たちを4次元へと上昇させてくれるだろう。何とかそれまで生き延びたい・・・。

というのは、3次元的な直線時間という錯覚が生み出す誤解なんですね。

自らの波動を4次元域にまで上昇させない事には、どれだけ待っていても時間が解決してくれるということはありえないんですね。

ただ、宇宙的な変化の中で、自らの波道を上昇させるエネルギーが現在、急激に上昇しており、そうしたサポートが強まるという事はあるのですが、それを利用するのも無視するのも各自の個人的な選択の問題であって、ただ、そのエネルギーが待っている自分を目的地まで持ち上げてくれるという事はあり得ません。

そういう意味から、その強力なサポートの力をどうしたら最大限に引き寄せ、利用する事が出来るのかという事になるのですが、それが「その1」の2つの備えなのです。

つまり、自分をスピリチュアル的に高める事で、現在、地球に押し寄せている大量の調和的なエネルギーを引き込み吸収することになるのです。

当たり前ですが、押し寄せてきているエネルギーは「調和的な」性質を持ったエネルギーです。それを引き寄せ取り込む方法と言うのは、自らを調和的にするという事なのです。

類は友を呼ぶように、調和的なエネルギーは調和的な人の持つエネルギーに共鳴しそこにグランディングします。

それが、分離的なエネルギーにグランディングすることはありません。そこにはただ、不協和音という不快感を残して通り過ぎていくのみです。

こうしたエネルギー的な仕組みをキチンと理解しておいてください。

私たちは3次元を生きてきた経験から、「その2」の3つの備えにばかり意識を向ける傾向を強く持っています。

しかし、アセンションと言う次元上昇を目指すのであれば、それでは不十分ですし、そこにばかり意識を向けると、やがて分離的な3次元の特徴が色濃く現れてくることになります。

そうしたアセンションの本質を忘れないでください。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、本当に大切なことは全て前置きの中で書きつくしたので、あとはいちおう軽く本題に触れておきます。(笑)

私たちは、混乱に遭遇すると、まず「お金」の確保に走りますが、その時点で走ってももう間に合いません。従って、備え(3)で書いたように、事前に金融資産を非難させて置く必要があります。

みんなと一緒に銀行へ走っても、長い行列に並んで時間をつぶすだけで、得られるものはほとんどないんですね。せいぜい不安を山盛りに得て帰るぐらいです。

混乱が起きたときにまず動くのは、食料などの日用品の確保です。しかし、そこで大量に買い占めるのはあまり良くないとも思いますので、基本的にはそうした備えも事前にしておきたいところです。

基本的に色々な日曜消耗品のストックを多めに買って置くことが良いと思います。

私たちは、反射的に「お金」をまず第一だと思っていますが、それは平和な安定した時代の話であって、混乱時に一番大切なのはお金ではなく「物」です。

お金はそれ自体では、鼻紙にもメモ用紙にもなりません。単なる印刷済みの紙切れでしかないのです。

平和な時代には、簡単にいつでもそれを物に代えられたので、お金は便利ではありましたが、一度混乱が始まれば、お金を物に代えるという事はとても簡単には出来ない事になる可能性があります。

そういう意味から、お金を持つよりも、まず始めから物を多めにストックして置くことを心がけた方が良いと思います。

特に重要なのは、衣食住と言われるように、衣料・食料関係が中心になると思います。ただ、度を越した買いだめは、人に分け与えるためならともかく、多少、気持ちはやわらぐかもしれませんが、現実的には役立たないと思います。

ひふみ神示」でも、自分だけが生き残ろうとしてあらゆる備蓄をしても、そうした備えは無意味となることが諭されています。

これで、確実にその足音が日々近づいてきている「カオス」への備えは、(1)~(5)の記事によって一通りの事を書いたつもりです。

しかし、本当に大切なことは今日の前置き(前半)に書いた事だと言うことを、混乱の中にあっても忘れないでいただけたらと思います。