アセンションの時代

2019年4月以降の主な更新はhttps://sunamibaku.blogspot.com/へ移転してます。

(2)15年後の新しい未来

(2)お金

前回の記事で、すでにお金については触れていたのですが、あまりにもこれまでの私たちの生活に強く根ざして来たために、もう少し詳しく抵抗が和らぐように書いてみたいと思います。

私たちは、「お金が無ければ生きていけない」と強く思い込んでいます。

それが、お金という金融システムを通しての搾取・支配体制の目的なのですから、私たちは徐々にそうしたマインドコントロールによる呪縛を解いていかなければなりません。

お金による搾取・支配体制を改めて確認しておきます。

お金と言うのは、物と物との流通を円滑に行うために考え出されました。猟師さんが魚を獲って、物々交換のために色々なところへその度に魚を持っていくのではとても不便です。

そのために、一度それをお金に換えて、お金を仲介者として様々な物やサービスと交換する事になっているのです。

このように、お金が流通に果たす役割は重要であり、今後も新しいシステムが安定軌道に乗るまでの期間は、こうした役割は残っていく可能性が高いです。

現在、利用しているお金は一度紙くずになりますが、物の流通のために新たなお金が発行されはじめる可能性は高いです。

しかし、お金にはもう1つの役割があります。貯蓄です。この貯蓄、さらには利息という機能が、搾取・支配体制の要であり、社会を現在のように大きく歪めてしまっているのです。

食料や衣料、住居など私たちが所有する資産と言うのは、基本的に必ず劣化・消耗していきます。

しかし、お金と言うのはその様に減価することがないのです。しかも、価値が下がっていかないどころが、利息と言う仕組みによって、ますます価値が増殖していくのです。

つまり、はじめに大量のお金を所有したものは、その後は遊んでいてもお金が増え続けるのです。そして、はじめにお金を持っていなかったものは、その後も利息を支払わなければならない分だけ、余計に働き続けなければならなくなるのです。

こうした仕組みは、皆さんの幸せのためにつくられたシステムではなく、はじめに大量のお金を所有した「金貸し」達によって、彼らの私利私欲のためにつくり出されたシステムです。

私達人類は、ものの見事にそのシステムの中にはまり込んでしまいました。

私たちは、お金が無ければ生きてはいけないとまで信じ込んでしまいました。私たちはカゴの中の小鳥として、金融システムというカゴの中で飼いならされてしまったのです。

お金の無い私たちは、お金のために働き続け、次から次へとお金は金持ちのもとへと流れ続けました。そうした歪みが極限に達したのが、現在の社会なのです。

「金貸し」達は、世代を超えて血族と言う視点からそうした支配体制を構築して来ました。彼らはその支配体制を磐石のものにするために、最後の策があったのですが、現在、それに大きくつまづいた状態で、立て直す事が出来ずにヤケクソを起こし始めているところです。

話しが逸れて来ましたが、このように「お金」というものは、私たちを支配するためのシステムの象徴であって、人類が栄えていく上で無くてはならないものではないのだという事を認識して欲しいのです。

それどころか、お金と言うのは、発展途上の文明に見られる1つの文化的な特徴でもあるのだと思います。発展した文明では、基本的にお金は必要ないものと思われます。

私たちは、その様な方向へ文明を一歩進めるために、現在の金融支配体制の崩壊を正しく理解していかなければなりません。これは、支配からの「解放」なのです。

現在のお金は、その機能(価値)を失う事になります。

次に、可能性としての1つのシナリオを書きます。

新しく調和的なシステムが軌道に乗り始めるまでの混乱の間は、利息という仕組みを排除した形での新しいお金が発行されます。

やがて、社会が落ち着き始めると、そのお金の極端な滞留、つまり大きな貯蓄を防ぐために、「減価」する制度が導入されることになるでしょう。これまでは貯金していると利息で増えましたが、これからは貯金していると逆利息のように価値が少しずつ減っていきます。

これによって貧富の差を防ぐ事が出来ます。

これまで、私たちは将来の不安のためにお金を溜め込まなければと思い込んで来ましたが、フリーエネルギー等による隠されていた技術が人々の間で実用化されることにより、社会は豊かになり、そうした未来への不安も無くなっていく事でしょう。

やかて、調和的なシステムが完全に軌道に乗り始める頃には、社会は豊かになり生きるために働く必要は無くなり、人々は各自のワクワクに基づいた社会貢献を始めるようになります。それは、義務だからやるのではなく、やりたいからやるのです。

生きる(お金の)ための仕事から解放された人々は、自らのワクワクを通して、人々に貢献し喜んでもらう事を求めるのです。スピリチュアル的な欲求に従うのです。

もう1つの可能性として、怠惰に動物本能的な欲望に向かう人々も考えられます。しかし、そうした人々は、多次元的な世界の中にあって、自らをそのような調和的4次元世界にまでたどり着かせることは出来ません。

そうした人々は、確実に3次元の分離的世界を欲しているのであり、その選択によって分離に基づく争いの世界へと今後も転生を繰りかえすことになります。

そうして、4次元調和的な社会が軌道に乗り始めると、「お金」が必要とされる余地はもう残っていないんですね。

現在は、「流通」と「貯蓄・利殖」の2つの機能をお金が受け持っていますが、そうした金融支配体制の崩壊により、「利殖」という仕組みは排除される事になります。

やがて、新しい社会が安定し始めると、「貯蓄」の機能も削除され始めます。

そして、完全に新しい社会が軌道に乗ると、もう「流通」にさえも、お金は必要なくなるのです。

茶店でコーヒーを飲んでも、パン屋に行っても、ホテルに泊まっても、飛行機に乗っても、全てはタダです。

フリーエネルギー等による技術革新による恩恵を利用し、「スピリチュアルな人々」つまり、4次元世界に向かう人々が社会を構築すれば、そうなるのです。

そこでは、人々はスピリチュアルな欲求により行動しており、私たちは今、そうした社会へ向かうための資質を問われているのです。

これは多次元的な仕組みを理解していないと、上手く理解できないところなのですが、「みんなにその資質(選択)があるかどうか」が問題なのではありません。確かにそう考える事のできる側面もあるのですが、より本質的にはそうではないのです。

より本質的には、「自分個人にその資質(選択)があるかどうか」なのです。

ただ、それだけの問題なのです。

つまり、自分をスピリチュアルに進化させてきた人達、それを強く渇望している人達は、調和的4次元世界を経験するのです。

一方で、スピリチュアルなんかでは生きていけない。競争に生き残らなければダメだと考える人々は、これまでと同様に、そうした分離的3次元世界を経験する事になります。

みんなの選択ではなく、各自の選択の問題なんですね。

世界の本質は物理(アナログ)的ではなく、エネルギー(デジタル)的な経験なんですね。



☆ おかげさまでランキング上昇して来ました。今後もより多くの人たちと情報を共有していきたいと思っていますので、これからもクリックをよろしくお願いします。
      ↓