アセンションの時代

2019年4月以降の主な更新はhttps://sunamibaku.blogspot.com/へ移転してます。

アセンション「9月28日の意味」

私たちがアセンションの流れを捉えようとする時、原因となるエネルギー世界の動きと、結果となる物質世界の動きとを、それぞれに二元中継により把握していく必要があります。

私たちが経験している物質世界と言うのは、私たちが直接的には感じる事の出来ないエネルギー世界の結果として現れています。

これまで延々と分離的世界が続いてきたのも、今まさにアセンションが起こり始めているのも、エネルギー世界の動きによって決まってきているのです。

それでは、私たちはただの操り人形かといえばそういう訳ではなく、大きな方向性はその様にエネルギー世界の結果であっても、その方向性をどのように具体化して経験していくかは、物質世界の私たちの意識に任されているのです。

2012年冬至というのは、アセンションにおいてとても大きな注目を集めたタイミングでした。

アセンションに関心を持つ人の多くは、この時に物質世界でアセンションが起こるのではないかと、大きな関心を寄せていました。

しかし、実際には物質世界では何も起こりませんでした。

それにも関わらず、高次元の存在達はその瞬間を歓喜を持って迎え、私たちを祝福したのです。

こうした感覚のずれはなぜ起こったのでしょうか?

実は、この2012年冬至に起こった変化は、私たちの世界の原因となるエネルギー世界で始まった変化だったのです。

これにより私たちの物質世界でも、同様の変化が起こり始めることが確定したのです。ただ、いつどのようにして起こるかは、私達次第であり、そこまでの具体的現象は決定してはいないのです。しかし、大きな方向性が1つ、この時に確定したのです。

この時にエネルギー世界で始まったことというのは、「破水」に例える事が出来るのだろうと思います。

アセンションと言うのは、新しい世界を生み出すことです。

そして、その新しい世界を私たちの視点から大きく2つに大別すると、「新しい地球」と「新しい人類」とになります。それらは足並みをそろえてアセンションの過程を進むのですが、必ずしもピッタリと一致して進むのではなく、「新しい地球」が先行し、「新しい人類」が追いかける形になります。

ここから、「新しい人類」のアセンション過程について考えてみたいと思います。

これを出産に例えると、2012年の冬至に「破水」があったという事だと思うのです。つまり、本格的な出産過程が始まったのです。

これは、私達の物質世界の原因となるエネルギー世界で始まったことです。物質世界はエネルギー世界の影となり、エネルギー世界の変化がそのまま物質世界に現れてくるために、この時に、私たちの物質世界でもいずれそうした動きが始まることが確定されたのです。

そして、2015年9月28日は何を表すかと言えば、このエネルギー世界で始まった破水からの過程を経て、いよいよ新しい世界が取り上げられて産声を上げる瞬間を迎えると言う事です。

「新しい人類」がアセンションを達成するという事です。しかし、これは私たちの物質世界の原因となるエネルギー世界での話しであって、私たちがここから先、いつそのアセンションを物質世界で達成するかについては、ひとえに私達自身の問題となる訳です。

これまでは、エネルギー世界で人類のアセンションが成っていなかった為に、私たちはアセンションすることが出来ませんでした。

しかし、これによってエネルギー世界でのアセンションは達成される事になるので、ここから先は、物質世界に存在する私達自身、各自のスピリチュアル的進歩だけが問題になるのです。

例えば、私たちの人類の中において、ごく一部の人々は、既に完全に3次元的な低波動を手放しており、高次元からのエネルギーに同調しております。

そうした人々には、エネルギー世界と物質世界との間にタイムラグが無いために、おそらくこの9月28日に、エネルギー世界で起こるアセンションをそのまま何の抵抗も無く取り込んで、物質世界で同時にアセンションを達成してしまうのではないかと思っています。

それはいわゆるマスターと言われる人たちであって、私達のようにまだそこを目指す過程にある人々は、これから先、どらだけのタイムラグを持ってそれを達成する事が出来るかと言う事だと思います。おそらく年単位の時間を要する事になると思います。

そうしたごく一部の先頭を行く人々は、エネルギー世界と同時進行でアセンションしますが、私たちの場合は、この9月28の意味するところはまた違った所にあります。

私たちはこの9月28日に、エネルギー世界において集合的なレベルでのアセンションが確定します。しかし、これを実感することは無いと思います。

では、私たちが物質世界でこのタイミングで何を感じられるかと言えば、それは、エネルギー世界で2012年冬至に起こった「破水」を、物質世界でいよいよ感じ始めるのではないかと思うのです。

つまり、私たちにもいよいよ物質世界の現実において、「生みの苦しみ」が始まるという事なのです。

エネルギー世界では、破水から誕生まで約2年9ヶ月かかりました。

マスターと言われる人達は、今回のアセンション過程では改めて生みの苦しみを経験することは無く、エネルギー世界でのアセンションと同時に今回アセンションするのだろうと思います。

そして、今から1年前後を中心とする時間の流れの中で、ライトワーカーと呼ばれる人達が、準備の整った人たちから順次、エネルギー的な波の高まりを捉えてアセンションしていくのだと思います。

そして、そうした人達は、基本的に高次元と私たちの物質世界とを往復しながら、私たちのアセンションをサポートしてくれることになります。

往復とは「意識」の往復であり、物質的な肉体を伴って物理的に異なる世界を行き来する訳ではないと思います。

例えば、物理的な肉体は瞑想や眠った状態で、意識がライトボディあるいはエネルギー体?を伴って異なる次元へ行き、そして、目覚めて肉体に戻ってくるのです。

ただ、いずれにしても、私たちが現実として感じる側面から9月28日を捉えると、それは「生みの苦しみ」の始まりという事なんですね。

古い分離的な社会システムの崩壊も手伝って、私たちはここから急いで自分達の中の古い波動を手放して、新しいエネルギーにより高波動を取り込んで行く事になるのです。

これまでも各自でそれを進めて来ましたが、ここからは社会全体が私たちにそうせざるを得ない状況へとせきたててくる事になります。

「破水」の始まった状態で、「ちょっと、待った!」なんて言ってられますか?(笑)

もう、私たちのアセンション過程は最終章の最終節に向けて待った無しの状態なのです。

スピリチュアル、スピリチュアル。ただそうあることに私たちの意識を集中していけたら、ハードランディングはソフトランディングとなり、出産時間も安産ですんなりと生み出せることになるのでしょうね。



PS:
先日の記事、「カオスを待望する心」でちょっと誤解もあったようですので、軽く補足しておきます。
記事の中でも書いてあったと思うのですが、カオスへの「状況把握」はある程度必要であり、私はそれを否定したわけではありません。カオスが近づいている状況を把握する事によって、アセンションを実感しスピリチュアルな成長に真剣に取り組むことは必要な事です。そのために、このブログでも時折、カオスの到来を知らせる記事を書くことがあります。
ただ、私があまり良くないと言いたかったのは、それを「待望」する心はあまりよろしくないという事だったのです。スピリチュアルに充分に取り組まずに、早々に自分に卒業証書を与えてしまい、あとはカオスが訪れれば、それが新しい世界を連れてきてくれるという考えでは、カオスに飲み込まれてしまうのがオチだと言いたかったのです。
そして、これは全ての人の内側にしつこくこびり付いている、「外から現れるものに助けてもらいたい」という低い波動に気付いてもらうために書いたものです。
そうした要素は、グルリと見回せばどこにでも見られる一般的な要素であり、特に具体的な人たちや出来事を持ってそれを指摘したというものではありません。
昨日の「自己を評価するもの」でも書いたように、大切なのはどこの誰とも知らない人からの評価ではなく、自分が自分に対して与える評価こそが大切です。そこでは嘘偽りも誤魔化しも見透かされた、本物の評価が下されるからです。
そこで大切なのは、今、100点満点を取る事ではなく、高波動をますます高め、低波動に気付けば素直にそれを手放していく事です。私たちが意外と出来ないのは、低波動に気付いた時にエゴが傷つく事を恐れて、それを正当化しようとして、手放せないということです。
そういう時は、エゴごと捨ててしまえばそれですむんですけれどね。