アセンションの時代

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「明るい未来」とそこへの流れ

今日は、現在の激動期に突入し始めた流れを、年単位で日常目線から俯瞰し、激動後の明るい未来についてのイメージを書いてみたいと思います。

今の時代と言うのは、アセンションと言う1つの結果が表れようとしている時代でありますが、これはそれこそ数千年あるいはそれ以上の単位での年月を経た上で、ようやく表れようとしている1つの形であるということを理解する事が大切です。

過去の流れとは関係なく、ただ今になって分離的・突発的にアセンションと言うイベントが始まった訳ではないのです。

過去・現在・未来というのは常に一体的に動いているんですね。

現在を捉えるにも、未来を想像するにも、そうした視点から「一体な名流れ」を持って捉える事は大切です。そうした原因と結果の過程を学ぶ事が、物理次元のテーマの1つでもあるのです。

2012年冬至から、私たちの世界には、大量に新しい世界のエネルギーが流れ込み始めました。これまでの世界は古い分離的なエネルギーの反映として、搾取・競争的な日常現実が演じられて来ました。その世界に、調和的なエネルギーが流れ込み始めたのです。

日常的な現実は、エネルギー的な世界の反映であり、これまでは搾取・競争的な世界として安定していたのですが、そうした社会システムが調和的なエネルギーの流入によって揺らぎ始めているのです。

つまり、これまでの歴史において、社会的なシステムが揺らぐ事があっても、搾取・競争的というテーマ自体が揺らぐことは無かったのです。ところが今のシステムの崩壊は、その根本テーマ自体が調和の方向へと揺らぎ始めているのです。

この日常現実の基盤であるエネルギー世界に、調和的エネルギーが流れ込み始めた事によります。

2013年・2014年は、それでもまだ分離的エネルギーの影響が安定を保っており、私たちの実感の中にはその崩壊を感じさせるには至りませんでした。

しかし、2015年に入ってからは、そうしたエネルギー世界での分離から調和への転換が、いよいよ日常世界の分離的システムの崩壊という形で感じられ始めています。

日本と言う環境の中では、それはまだあまり実感することは出来ませんが、例えば中国では、6月に始まった株式バブルの崩壊で、経済は壊滅的な失速を始めています。中国は不動産バブルの崩壊で瀕死の状態にあったものを、株式バブルをつくり出す事で誤魔化していたのですが、それがついにコントロールを失ったと言う事で、社会全体が大変な状況に陥っているのです。

また、ヨーロッパでは押し寄せる難民問題で、各国が大変な状況に陥っています。

例えば中国が崩壊して、生みを渡って日本へ数十万人の難民が渡ってきたと想像してみてください。ヨーロッパは、今そうした状況におかれているのです。そして、難民が納まる兆しはないのです。

アメリカは年間通して異常気象のオンパレードとなっており、とんでもない状況におかれているのです。

しかし、日本は今のところ相対的には穏やかな状況にあるんですね。遠くなく、いつその引き金が引かれるかはわかりませんが。

これが2015年の世界の現実なのです。旧システムは完全に崩壊の速度を速めています。今年のテーマは「加速」です。

ただ、これを3次元的な恐怖を持って捉えるのではなく、これは調和的のエネルギーの高まりにより、分離的なシステムがなくなり始めたのだということを理解してください。しばらくの混乱は避けられませんが、その先には自分が望みさえすれば、調和的な世界が待っているのです。

そして、来年2016年は、スイッチが切り替わる「転換」の年になります。そこまでが3次元世界であるのなら、そこから先は4次元世界が待っていると捉える事も出来るかも知れません。

つまり、そこになお残っている3次元的な世界は、物凄い勢いで吹き飛ばされていくと言う事です。つまり、実感としてはより厳しい、踏ん張りどころの時期へと入っていくことを意味します。

その一方で、まだ社会的なまとまりを持った現われにはなりにくいものの、確実に調和的な動きも芽を出し各地で広がり始めるのだと思います。

そうした切り替わりの期間が、大雑把な目安として10年くらいあるのだろうと思います。ただ、10年とは言っても大変なのは前半で、後半になるほどに調和的な流れが上回り、楽に楽しくなっていくだろうと思います。

そうした切り替えの期間を経て、やがて社会が安定し始めると、私たちの生活は想像以上に明るく楽しいものへと変わっていくと思います。もちろん、それは私たちのスピリチュアル的な成長を前提としての話しですが。

これまでは競争がシステムの根幹を成しており、しかも信じられないレベルでシステム的に搾取されてきていましたから、搾取が無くなり分け合い助け合うシステムにかわるだけで、私たちの暮らしはまるで違うものになります。

さらには隠されてきたフリーエネルギーなどの技術革新も加わり、まさにこの世の春を迎えることになると思います。

「お金のいらない国」という物語としての本が、そうした未来の社会をとても上手く捉えているのですが、その通りでお金はいらなくなると思うんですね。

急になくなることは無いかも知れませんが、まず、お金の持つ交換と貯蓄の機能のうち、貯蓄の機能がなくされると思います。お金を無限に溜め込むことが出来なくなるのです。

すると、私たちは不安になるかも知れませんが、富豪たちがその富を溜め込めなくなり、私たちが助け合う事を学べば、何も問題は無いんですね。

これによって、利息と言う搾取システムがなくなります。そして、フリーエネルギーの普及によって、エネルギー的搾取が無くなります。

この2つの搾取的システムが無くなれば、この地球と言う惑星が、どれほどまでに豊かな星であったのかということが、誰にも実感できることだろうと思います。

その豊かさにより、生きるために働かなくても良くなった人々は、人々の役に立ちたいという自らの意思によって、趣味を通しての社会貢献をはじめます。それが仕事に取って代わるものです。

農業の好きな人達は、お米や野菜を作り、人々に無料で提供します。パン作りの好きな人達はパンを作り無料で提供します。

「お金の事さえ考えなくて良ければ、農業って面白いんだけどなぁ。」そういう農家の人は多いんですね。他の業種も、それぞれにやりがいを持ってやることが出来るものなんですね。

幸いな事に私たちはそれぞれに個性を持っており、みんなが同じ事をやりたいわけではありません。

また、過剰に提供されるものは、人々からの感謝も少なく、それなら他の事をやろうかなというように自然にバランスが取れていきます。

やり手の無い作業をやることは、より感謝される事なり、人々の尊敬を集めることでしょう。そうした事をやりたい人も出てきます。

私たちは、「そんなにうまくいくはずがない。」と思うかも知れません。

しかし、これまでの搾取・競争的な、あんなにも不自然で歪なシステムが、こんなにも長い年月の間機能したのに、こんなに自然でバランスも取れた美しいシステムが機能したい理由がどこにあるのでしょうか?

もし、それがあるとすれば、それは人々の「我欲」にあります。こうした美しいシステムは、美しいスピリチュアル性を持った人々の社会でしか機能することは出来ないからです。

これまでの私たちの社会では機能しなかったように。

つまり、基本にかえってみれば、全ては私たちのスピリチュアル性の向上が鍵を握っているんですね。