次の一歩 ・ 新しい世界へ
エネルギー感覚的な記事を書くときに、それを「想像が暴走してるんじゃない?」という疑問を大なり小なり持たれる方が多いことだろうと思います。
私も、自分以外の人のそうした記事を見かけると、どこまでが本当で、どこまでが想像なのか、という疑問を持って読む傾向が今でもあります。
それは1つには、「言葉によって表現する」段階で、同じ事であっても人によって大げさに表現したり控えめに表現したりという個性の違いがあるからです。
しかし、その一方で、「高次元を捉えるコツ」もまた、「想像力」が鍵を握っているのです。
チャネリングでは、想像力と言うのは5次元マインドであると言われています。これまでの世界では、想像しても物理的に現実化するのが極端に難しかったために、「想像」は軽視され、「記憶」が重視されてきました。
しかし、高次元の世界では「記憶」というのはあまり必要が無いんですね。いつでも宇宙の記憶に繋がることが出来るために、個の中に記憶を抱え込んでおく必要があまり無いのです。
その一方で、高次元のエネルギー的な世界では、想像の意思は即座に現実化されために、想像の豊かさと言うのはとても大切なことなのです。
私たちは、エネルギー感覚的な記事を読んだりすると、「想像のしすぎじゃない?」と思う傾向がありますが、まさにそれは的を得た考えなのです。
例えば私がエネルギー感覚を感じるのは、その理由の1つには「想像のしすぎ」、つまり「意識の集中」が鍵となっているのです。
集中と書くと、「集中力を保つのは難しそう」と感じるかも知れません。確かに「嫌なこと」に集中を保つのはとても困難な事でしょう。しかし、興味があって不思議で知りたい世界に意識を集中することは、とても自然な事であり何の苦も無いのです。
例えば、目の前に茶碗があります。その茶碗を見るときに、物理的な世界に意識を集中している人は、それを物理的に感じることが出来ます。
そこから離れてみるととても良く分かるのですが、それは「もの凄い集中力の成せる業」なのです。
つまり、エネルギー的な世界を感じ取るのも意識の集中によるものであるのと同様に、物理的な世界を感じ取っているのも、意識の集中によるものであるのです。
私たちは、私たちはそのように、物理的な世界を捉えるにしても、エネルギー的な世界を捉えるにしても、同じように「想像のしすぎ」つまり、意識の集中によってその世界を捉えているのです。
物理的な世界を捉えている人には能力が無くて、エネルギー的な世界を捉えている人には能力があるというのは、明らかに「勘違い」であると言えるでしょう。
私たちは「意識の集中」という同じ能力を使って、それぞれの選択により選んだ世界を捉えているのです。
エネルギー世界を捉える比重が増してくると、ある意味ではこれまでと同じ世界を、これまでと違う経験で捉え始めます。
例えば、先ほどの例で、物質的な世界に意識を集中していると「茶碗」は完全な物質として感じられます。
しかし、エネルギー世界に片足を置いてそれを経験すると、それは意識の中に映し出されているホログラムのように感じられるのです。それを「物質」として経験するためには、物凄い集中力が必要になるんですね。少し前までは、それを「物質」として経験していたはずなのに。
そして、それを手に取ると、ひんやりとした冷たい感覚が自身のエネルギー体の中に波紋のように広がるのです。肉体も物理的に捉えていないために、感覚を指の中に閉じ込めることが出来なくなっているのです。
繰り返しになりますが、これは特殊な能力によるものではありません。誰もが使っている「意識の集中」によって選択している世界を捉える角度なのです。馴染みのある言葉で言えば、それを「次元」という事になります。
私たちの多くは、エネルギー的な世界に興味を持ちワクワクしながらも、実は物理的世界が「普通」の世界であり、エネルギー的世界は「特殊」な世界であると受け取っているのです。
つまり、「意識の基盤」「意識の集中」が物理的な世界にあるのです。
こうした意識の基盤・集中を、エネルギー的な世界に移行させていく必要があるんですね。
それは、気合で移行させるものではないんですね。(笑)
意識が集中する場所は、その人の「信念」が決めているのです。
私たちの多くは、物理的世界こそが世界の全てであるという「信念」を持って生きてきました。それを覆すのは容易なことではないんですね。私たちのあらゆる「思考」が、その信念によって構築されてしまっているからです。
したがって、「思考」を新しいものに切り替える必要があるのです。
それは、1つの知識、1つの発見で完了するものではありません。世界のあらゆる捉え方を根本的に切り替えて行く必要があるのです。
それを「パラダイムシフト」と言うんですね。
これまでこのブログでは、パラダイムシフトを1つの主要テーマにおいて来ましたが、電子書籍「アセンションの時代・~パラダイムシフト その幕は上がった!~」にまとめた事で、ブログ的には次の段階に進めようと思っています。
つまり、日常現実の捉え方(解釈の仕方)から、エネルギー感覚的な捉え方の方向へと比重を移行させようと思っています。