内と外のエレメンタル
四大元素(エレメンタル)と呼ばれるものがあります。火・水・風・土ですが、私たちが肉体レベルで捉える物質ではなく、それらが持つ高次のエネルギー的な性質をもってそう呼びます。
地球がそうしたエレメンタルを持っているのと同様に、私たちの肉体も同様のエレメンタルから成り立っています。
火(熱)・水(血)・風(呼吸)・土(肉)です。
私たちは、エネルギー的性質としてのエレメンタルの下に存在する、物質的な性質を持って、自他を切り離して認識しています。
しかし、より柔軟なエネルギーであるエレメンタルの世界では、世界は自他の区別を持ってはいません。
水の上の色々な波紋を捉えるとき、その波紋はそれぞれに異なった波紋を描いているかも知れませんが、それらは切り離されていることは無く、1つの水面の上での全体の中の一部として波紋を描いているのです。
私たちも、エレメンタルの世界においては、その波紋の一部なのです。
その波紋は独自の波紋を有してはいますが、それは、全てが一体となって存在している水面の上の1つの波紋であり、隣に起こった波紋もまた、自分と繋がり自分と一体的に存在しているのです。
このように思考を切り替えることで、感覚がそれを捉え始めます、感覚がそれを捉え始めると、思考としての確信が深まり、そしてますます感覚が新しい世界へと移行を早めて行きます。
私たちは、こうして物質的な世界から、徐々にエネルギー的な世界へと思考や感覚を移行させている過程にあるようですね。
それは、日々の生活においては実感できないほどのスピードかも知れませんが、人類の歴史、あるいは私たちの人生の流れという視点から捉えても、急激と言える変化なのかも知れません。
そして、そのピークに訪れるブレイクスルーでは、何かおもしろい変化を実感できるのかも知れませんね。