アセンションの時代

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内から引き出す

私たちは、これまで外へと向かう世界の中で生きてきましたが、これからは、内から引き出す世界を生きていくのが、エネルギー変化にそった生き方だと言えるのかも知れません。

例えば、私たちの世界では、外からの圧力や義務感が前進への大きなエネルギー源となってきました。

例えば、受験勉強を頑張るのは、多くの場合は、勉強がワクワクと楽しいからではなく、やらなければ困るという常識に脅迫されてのことでした。

仕事をするのもまた、社会人として、あるいは親としての義務からのものであり、ワクワクと仕事をしている人は、決して多くはない事でしょう。

このように私たちは、外にこそ真実(という現実)があるのだと思い込み、そこからの圧力に妥協し受け入れ続けてきたのです。

しかし、このような外側から内側へという流れを逆流させることが、人生を、そして社会をいかに大きく変化させていくのかを、私たちはこれから学んでいく事になるのでしょう。

子供がゲームに夢中になるのは、内から湧き上がるワクワクに従っているからであると言えます。この時、どんなに外側から親たちが制限を与えてコントロールしようとしても、その湧き上がるエネルギーを抑えきることは出来ません。

内から溢れ出るエネルギーには、これほどまでに強い活力が宿っているのです。

子供たちは、好奇心からゲームをクリアしたいと思っているのであり、そこには外からの義務感も圧力もありません。

では、この子供たちの心の中に、「義務感」を植え込んだらどうなるでしょうか?

「なに、まだそんな所でもたもたしてるの?」
「○○君は、とっくにクリアしたっていうのに。」
「毎日、1時間はキチンとゲームしないと許しません。」

こうして、子供たちの中に義務感・圧力を植え込むのです。途端に子供たちは、ゲームへの興味を失っていきます。(親たちは、このように義務感を植え付けることで、こどもを勉強から遠ざけてしまってもいるのです。)

子供たちは、内側から湧き上がる声から耳をそむけ、外側からの圧力に抵抗するようになります。そして、抵抗すればする程に、外側からの圧力は自分自身に絡みつき、内側に秘められた大いなる可能性を忘れ、外圧との葛藤の中で無力感を重ねていくのです。

これは、子供にゲームを好きなだけやらせて上げましょうという趣旨ではありません。あくまでも例え話です。

お気づきでしょうか?

子供たちとは、実は私たちの事なのです。そして、圧力をかける大人たちが、ネガティブな支配者たちなのです。

そして、私たちは社会から押し付けられた義務感を、そのまま同じように子供へとおしつけます。私たちは、こうして活力を打ち消しあって生きてきたのです。