アセンションの時代

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コントロールしない

私たちは人間関係などの様々な現実において、それを「コントロール」しようとする時に、様々なストレスやエゴによる感情を生み出すことになります。

自分のあり方における理想像を、相手に押し付けることでそれをエゴ的に共有しようと試みるのです。

しかし、相手もまた同じように自己の理想像をこちらに押し返してくるのであり、そこにエゴ同士の葛藤が生まれます。

これが、これまでの私たちの基本的な人間関係であると言えます。

しかし、そもそも相手をコントロールするという事は、実際には不可能なのです。

表面的には一見するとコントロール出来ているかのように思えても、実際にはそれはその様に錯覚しているだけであり、相手を自分の思うように変えると言うことは出来ないのです。

もし、本当に相手がその様に変わったのであれば、それは、こちらからコントロールを働きかけなくても、いずれその様に変わるタイミングに相手があったという事なのです。

また、表面的にはうまくいったように感じても、内面的にはそれに反発する現実を生み出している可能性は高いのです。

では、コントロールしようとすることに意味が無いのであれば、相手とどの様に付き合っていけばよいのでしょうか?

それは、相手を受け入れて委ねるという事なのです。それは、相手に依存するということや、相手を無視するという事ではありません。

自分は自分としてあるべきあり方を表現し、その中で相手を受け入れたうえで、自己をどの様に表現するかという事に意識を向けていくのです。

こうした場合、相手とのお互いのあり方があまりにも異なった価値観に基づいている場合、その関係をお互いにとって無理な形で継続していくことにはあまり意味は無いのです。

けなし合い、否定しあいながら、無理にその関係を継続すると言うのは、とても不自然な関係だと言えます。そんな時には、そっと適正な距離にまで離れて見れば良いのです。

今、波動エネルギー的な影響からこの世界に表れ始めているのは、このようにして、似たもの同士が引き合う傾向が生まれ始めているのです。

争うものは争うものを引き寄せ、調和する者は調和する者を引き寄せる。そして、争う者と調和する者とは、お互いにその間に距離を置き始めているのです。

このようにして、争う者たちの世界からは、徐々に調和的な者たちが消えていき、調和的な者たちの世界からは、争う者たちが消えていくのです。

そして、気づけばそれぞれに異なる次元世界の存在たちとして、お互いが交わることは無くなっていくのです。

宇宙の仕組みや、高次元の存在たちが、私たちの行き先を決めてくれる訳ではありません。あなたがどの様な世界に進むかは、紛れも無く100%、あなた自身がどの世界を選択しているかにかかっているのです。