アセンションの時代

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4次元世界で3次元にしがみ付く

仕事や人間関係など様々な場面で、「これは違う」「自分の求めるものではない」と言うように感じた時、私たちはそれ(その仕事やその相手)を改善する事に取り組むように習慣付けられてきました。

そして、お互いが自分の思うようにそれを変化(コントロール)しようと、見込みの無い泥沼へとはまって行くのです。

こうした私たちの取り組みは、根本的に進化(覚醒)とは無縁のものだと言えます。

例え、意図したとおりに相手や状況をコントロールできたとしても、相手を替え状況を替えて次から次へと同じコントロールを繰り返す必要が出てくるのですから。

それは、真の前進ではなく、車輪車の中での進むことの無いカラ回りの連続なのです。

では、私たちはこれまでのそうした取り組みを手放し、どのような対応を始めれば良いのでしょうか?

それは、①「手放し距離をとる」事です。相手をコントロールして変えようとするのではなく、相手を尊重し受け入れるのです。

しかし、だからと言って自分を押さえ込んで相手に従う必要はありません。

そこで、相手と適正な距離にまで離れ、②「自分を素直に実践する」のです。つまり、ワクワクする事に取り組み、そこでワクワクする仕事や人間関係を育て広げていくのです。

現在、私たちの世界では、凄まじい勢いで波動が上昇し続けています。

つまり、これまでは「コントロール」が機能する低波動域にいたわけですが、既に私たちの存在している今の世界では、「コントロール」はこれまでのように機能することが出来ない世界へと移行してきているのです。

ここでは、これまでの「コントロール」という古い手法を手放す必要があります。

そのように自己の外面に囚われてそれと葛藤するのではなく、自己の内面からその本当の活力を掘り起こすことが大切なのです。つまり、それが「ワクワク」です。

アセンションはいつ起こるのか?次元はいつ上昇するのか?と、新しい世界へ「連れて行ってもらう」気分でいる人たちは今でも多いのかも知れません。

しかし、それは残念ながら見当違いであるのです。

私たちが「今」存在しているこの世界は、4次元世界なのです。私たちは現在、4次元世界の中で3次元的現実に必死でしがみ付いている状態にあるのです。

私たちは、「自他を区別し差別する」エゴというマインドに囚われています。エゴは4次元においてもなお残されていきますが、特には3次元的な産物です。

自他を区別するゆえに、自分を過小評価し、死を恐怖して生存のために必死なのです。つまり、その全てが3次元的波動を生み出しているのです。

エゴは、過去の経験から生存のための選択肢を選ぶために、新しい変化を極端に恐れるのです。つまり、それによって私たちは4次元への目覚めを自ら払いのけ続けているのです。

しかし、ここは既に4次元の波動域にあり、その中で3次元波動を握り締めて離さないというのは、あまりオススメできる選択肢ではないんですね。

もちろん、それを決めるのは各自の選択により尊重されるので、どこまでも3次元波動にしがみ付いていても自由なのですが、波動世界の法則として、それは心地よい経験には繋がらないと言うことなのです。

宇宙からの波動(フォトンベルトなど)や、時間(2012年冬至・2016年秋など)によって、4次元に連れて行ってもらおうと考えることは見当はずれなんですね。

なぜなら、ここは4次元世界なのですから。

ただ、私たちがあまりにも強く3次元波動を握り締めているために、それを4次元波動において経験する事が出来ずに、波動のズレによる不協和音を経験し続けている状態なのです。

このまま3次元波動を握り締めることも各自の自由なのですが、それではいずれ4次元波動の世界から滑り落ちて3次元的終末へと転げ落ちていくことになってしまうのです。

私たちは、「波動」や「次元」をあまりにも現実から切り離して空想的ファンタジーとして受け止めている傾向があります。

つまり、頭の中でのみ、受け入れていると思い込んでおり、現実のこととして実は受け入れていないのです。それは、未来と言う架空の時間の中に存在する架空の世界として感じてしまっているのです。

「今・ここ」私たちの目の前の世界は4次元世界なのです。ただ、私たちはそれを、3次元的に経験しているのです。なぜなら、私たち各自の波動がまだ3次元に囚われているからです。

物や出来事、言葉や人や経験の全ては「波動」が表現されたものだという事を知る必要があります。

波動とは、特別な人にしか感じることの出来ない異次元的なものではなく、私たちが経験している全ては波動であるという事なのです。そして、そのスピリチュアル的側面から、波動の高低を私たちは感じることが出来るのです。

私たちは、今の目の前の日常の中で、積極的に3次元的波動を手放し、4次元的波動を選択していく必要があります。

2016年秋まで待っていれば、自動的に自分の波動が上がると勘違いしている人もいるかも知れませんが、その大きな波に乗れるだけの準備が出来ていなければ、その波をいかすことは難しいですよ。

それを恐れる必要はないのですが、今を放棄して未来に依存しているのでは、進歩は望めないと言うことです。

アセンションという空想と、日常的現実の乖離を無くして、今ある日常の中に波動や次元の変化を感じ取り、変化を現実化させていけるといいですよね。