アセンションの時代

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否定と肯定

否定と肯定、あるいはネガティブとポジティブについて、私たちは当たり前に知っているようでいて、その本質をキチンと抑えられていないことがあるのかも知れません。

例えば、神社で「良い事がありますように。」とお願いしたとします。

これは、ポジティブ・肯定でしょうか、それともネガティブ・否定でしょうか?

一見すると、これはポジティブな事だと捉えられてしまうかも知れません。なぜなら、嫌いな人に悪い事があるようにと願っている訳ではないし、良いことを望むのは前向きなことだと思えるからです。

しかし、そのような人間的な捉え方とは異なり、宇宙の法則に基づけばこれはネガティブな事だと言えるのです。

私たちは、時間とは幻想であり、存在するのは常にただ「今」だと言う事を学び始めています。つまり、未来とは幻想であり、あるのは「今」だけなのです。

その時に、「良い事がありますように」という願いは何を表しているでしょうか?

それはつまり、「今」良い事が無いという事を宣言しているのです。「ありますように」というように未来というそもそも存在しないものへの単なる空想には意味が無いのです。

大切なのは、実在する「今」なのです。「今」を肯定しているか、それとも否定しているかによって、私たちの世界(経験)はそれに応じた変化をしていくのです。

「良い事がありますように(今、良い事がありません)」という宣言は、確実にその人自身の波動を表しているものであり、それによってその波動に引き合う現実、つまり、良い事の無い現実が引き寄せられてくるのです。

では、「願う」事がネガティブ・否定なら、私たちはどうすれば良いのか?

それが、「感謝」なのですね。「感謝」は今を肯定する波動を生み出し、ポジティブな現実を引き寄せるための、最強ツールの1つなのです。