自給自足
二十歳前後の頃は、自給自足の生活に興味を持っていました。田舎暮らしをして、農業である程度の自給自足生活をしていくと言うものです。
本気でそれを実践しようと踏み込んだことはありませんでしたが、そうした人々を紹介するテレビのスペシャル番組などは好きで良く見ていました。
自分の家を建てた時には、家庭菜園が出来るスペースを確保して、団地なりに庭を広めに取りました。
しかし、家庭菜園はうまくは行きませんでした。
何と言っても面倒くさいんですね。草をとったり、水をやったり、その他色々と。(笑)
仕事をしながら休日にちょっと・・・、という程度では追いつかないんですね。
しかも、種や苗で事業者に依存しなければならず、自給自足感もイマイチですし。
しかし、何度か書いて来た様に、今回、甘夏ジャムが上手く行ったことで、再びそうした事に興味が向かい始めたようです。
庭には、10年後にはジャングルになっているかも知れないほどに、色々な樹が植えられました。
樹なら、ほとんど世話をしなくても良いので大丈夫。以前は、大きな鉢にブルーベリーや柿の木を植え、それさえもダメにしてしまったので、今回は全て地植えにしてあります。移動させることは出来ませんが、これなら水をやらなくても、余ほど枯れる事は無いでしょう。
そして、もう樹を植える余地が無くなった所で、さらに欲が出て、今度は野菜系を少し植えたくなって来ました。
1つは、アシタバです。これは先日、金柑とイチジクの樹と一緒に買ってきてありました。
そして、今日の午前中に、カボチャ、ゴーヤ、クロウリの種を買ってきました。
それらのポイントは、簡単に育てやすく、育てた実から種を取って来年以降も継続して育てられるという事です。
これらが軌道に乗れば、かなり自給自足的な部分を感じられるのではないかと考えています。
オモシロくて興味を持ってこうして進めていく中で、経済危機が来ると考えて色々な備えを考えてきましたが、買って蓄えるよりも、自給自足的な要素を少しずつでも増やしていく事が重要だなと、これまでになく実感してきました。
カボチャは3ヶ月くらいは保存できますし、ゴーヤは乾燥保存させる事も出来ます。クロウリは塩漬けすれば、子供も喜んで食べますし、アシタバは長い期間に渡って収穫が出来ます。
果物も、ジャムや冷凍で、長期保存させる事が出来ます。
今のところ、軌道に乗りつつあるのは甘夏とビワだけで、後は取らぬ狸の皮算用です(笑)。
しかし、今の自分には、自由な時間がたくさんあるので、今年はこの部分的な自給自足を軌道に乗せることを1つのテーマにして楽しんでいこうと思っています。
今は、その育て方などを色々と調べたり、強引に掘り起こして移植したネーブルの葉が丸まりだしてしまったのを心配しながら水をやったり、草取りをしています。