一体的に捉える
「アセンションはいつ起きるの~?」
「今年の秋あたりに起きるらしいよ~。」
でも、実際にはアセンションって、そういうものではないんですよね。
確かに今年の秋は秋で、1つの大きなピークが訪れることは決定的であるようなのですが、それまではスタート前の準備運動の状態で、その時にスタートしていきなりゴールするというものではないんですね。
すでに1000年・100年・10年・1年という様なそれぞれのスパンで、アセンションと言うのは常に進行し続けてきているのです。
もちろん、今も確実に進行中の状態にある訳ですが、それは、エネルギー的な側面からであったり、社会現象や各自の日常という側面からのものであったりします。
正確にはそれらは全て1つのまとまりとして変化を続けており、実際にそれらはバラバラに存在している訳ではありませんが。
そうした変化の中で、時々、それを加速させるような大きな波が立つことがあります。
現在、まさにこの今の人間社会においては、それら全てをひっくるめたような巨大な変化が水面下で起きはじめています。
そして、熱せられた水の底から時々、泡がブクブクッと上がってくるようにそれが表面化することがあります。
例えば、その1つが現在「パナマ文書」として報道され始めている情報です。
これも旧システムの崩壊の1つであり、これまでの競争社会の勝者として君臨してきた人たちの合法的脱税テクニックの実態が表面化し、人々が格差社会の暴走が見直され、競争社会というシステムの再考へと繋がっていきます。
こういう「流れ」の中に、アセンションを感じることが、とても重要だと思います。
私たちは、世界を1つの大きな流れとして一体的に捉える事が出来ないように教育(コントロール)されてきました。
そのため、世界と言う一体的な1つの変化の中にアセンションを感じ取る事が、なかなかうまく出来ません。
経済は経済、政治は政治、芸能は芸能、医療は医療、学問は学問というように、すぐバラバラにしてしまうのです。
例えば1つの例として、歴史において明治維新を考える時に、歴史的精神論において捉えることを美徳とする傾向があるようなんですね。
では、その大変化を起こす時に、実際に欠かす事が出来なかった「膨大な資金」は、誰がどのような目的で出したものなのかという経済的な話を持ち込むのは、見っともないという捉え方があるのです。
フリーメイソンは、武器商人として江戸時代、泰平であった日本に戦争と武器を輸出してきました。
そして、最大の商機は、江戸攻防戦にあった訳なのですが、幕府はこれを無血開城する事で、大人としての対応を実践したのです。
学校で教えられたことと言うのは、様々な支配する側の存在たちの意図があって、真実が分からないように「常識」という幻想で構築されているんですね。
「自分の頭で考えましょう」「自分の心で感じましょう」