アセンションの時代

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アセンションについて

無人くんのコメントが心地よく自分の考えを掘り起こしてくれて、今日は4/10の記事にくれた無人くんの2つめのコメントを受けての記事を書かせてもらいます。

まず、アセンション陰謀論の関係についてです。

陰謀論は確かに眉唾の情報が多く、私たちはそうしたもっともらしい情報に踊らされやすい傾向を持っています。

そうして踊らされてしまう時の共通点と言うのは、「枝葉の具体的な情報を求める」「変化の起点を自己の内面でなく外面に求める」という点が上げられます。

こうした問題を避けるために、アセンション陰謀論を切り離して考えると言う判断は正解だと思います。

ただ、私たちは陰謀によってコントロールされきった世界に生きてきた訳で、そこで私たちが握らされてきたネガティブな価値観やシステムについて正しく理解する必要があるのです。

ただ、それはアセンションへの絶対条件ではなく、社会の中から効率的に変化に対応していくための有効な知識としての位置づけです。

ただ、陰謀論の最先端を追いかけて「囚われ」、与えられる情報に振り回されることは、逆に自分の波動を下げていく事になります。そうなる心配がある場合には、陰謀論には触れないと言うのも有効な1つの選択肢だと思います。

そして、最先端の枝葉の情報には触れず、社会システムの性質としての側面から陰謀の幹を捉えるというのがもう1つの積極的な選択肢です。

次に高次元においてはアセンションが完了しているという話ですが、確かにこうした大きな判断は高い次元においてくだされ、それが下の次元へと伝わってきます。

高次元ほど純粋なエネルギーの世界であり、過程を経ずに意思は即座に現実化となって表れます。低い次元ほど物質的であり、現実化するまでに「過程・時間」を要するのです。

例えば、地球上においても、4次元から地球を支配してきたネガティブな高次元存在たちは、既に地球上から立ち去っています。3次元において、いわゆる陰謀論を先頭で実行させている存在たちは、いわば残党なんですね。それが最後の抵抗をしているのが、今の私たちの社会なのです。

4次元では掃除が終わっているけれど、3次元では今から大掃除が佳境に入っていく所ですね。話題のパナマ文書なども、その一端と言えます。

この3次元においてこれからアセンションが起こると、今度はその知識と経験が高次元へとフィードバックされ、高次元の波動もまた一段と上昇していくのです。

人間への影響は、アセンションを選択するかしないかによって、正反対に異なる現実となって表れます。

あくまでも競争と弱肉強食の世界を選択するのであれば、それは、3次元の世界に相応しい学びであり、4次元に次元上昇する意味がありません。

例外的に自己愛のみによって4次元へアセンションする例もありますが、今回の地球人類のアセンションにはあてはまりません。

そもそも強弱というもの自体が幻想なんですね。それに囚われるのは、お釈迦様の手のひらの上で飛び回る孫悟空と同じなのです。

宇宙的な真理において強弱を捉えるのであれば、強いとは、意識が拡大してより大きく自己を認識した波動の高い無条件の愛の状態を言います。弱いとは逆に、意識がエゴの中に収縮して、自己の周囲を全て自分の敵・競争相手と見なしている状態です。

それは、宇宙の意思というより、宇宙の仕組み・法則・真理と言うようなものかも知れません。

それから、能力によって公正な社会が訪れるという事はないですし、競争に囚われている限り能力は目覚めません。

アセンションと言うのは、私たちの精神が何を求めているかという事から始まるのです。

精神がその奥底から純粋に「調和」を求めれば、そうした経験を実現するための環境として4次元への引越しが始まるのです。

「競争」を求めるのであれば、そもそも調和的な4次元へ引っ越す意味など無いのです。

アセンションは私たちの「意志」が波動を伝って起こしているものであり、この地球上においては、自由意志が尊重されています。

まだ「競争」をしたい人は、外からの力によって強引に4次元へ移住させられなくても、まだ3次元世界において「競争」という経験を続ける事が出来るのです。

ただ、地球と言う3次元世界はもうしばらくすると終演になるので、また異なった惑星で3次元の続き(転生)を許される事になります。

そして、最後に、他の人たちも言っているというのは、真理とは何の関係もありません。3次元世界の人たちが言っているのは、一般的には3次元世界での常識であり、それは真理とは無縁の幻想なのです。

こうして議論できる機会があるというのは、本当に嬉しいことですね。あまりにも世界観がかけ離れすぎた人とでは議論することすら出来ませんから。

私たちがアセンションするかどうかは、各自の個人的な選択次第ですが、少しでも多くの人たちが一緒にアセンションを選択して進んで行けたら嬉しいですね。