アセンションの時代

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GW~6・7月にかけて

昨年の秋以降、つかの間の安定状態にあった金融市場が、再び大荒れの兆候を見せ始めています。

引き金は、日銀が金融政策の現状維持を決定したことです。つまり、お金を市場にジャンジャンばら撒きますという政策の継続を確認したのです。

皆さんは、これをどう解釈しますか?

そんなばら撒きを続けるのでは、危険と判断して市場が荒れだしたと思いますか?

残念ながら、それはハズレです。

もっと、さらにもっと、市場にお金を流し込んでくれると期待していたのに、上乗せ無しなの?マジかよ、ガッカリだ。失望したよ。

これは、ばら撒きを始めた当初から言われていた事なのですが、お金のばら撒きは「麻薬」と一緒なのです。

始めは心地よくなり、まるで問題が解決したかのように感じられるのですが、それに慣れてしまえば、もっと、さらにもっと多くの麻薬(お金)を注入しないことには効き目が無くなって来てしまうのです。

そして、日銀はこれまで市場の要望に応えて、より大量の麻薬(お金)を与え続けてきたのですが、副作用の大きさを恐れて、今回はさらに量を増やすことを躊躇したのです。

即座に市場参加者(麻薬中毒患者)は、失望し市場で暴れまわりました。

円ドル相場は、1ドル111円台から一気に105円台まで円高に振れました。日経平均株価は、2日で1200円程も下落したのです。あまり相場に関心の無い人にはピンと来ないかも知れませんが、暴騰・暴落と言えるかなり極端な値動きだと言えます。

通常は、こうした動きは、大震災や戦争、巨大企業の倒産などによって起こるレベルの動きなのですが、「日銀の現状維持の決定」でそれが起きてしまっているのです。

つまり、金融市場は「末期的症状」を呈していると言えるのです。

今後、5月10日には「パナマ文書」のデータが公開されます。5月26・27日には伊勢志摩サミットが開催されます。

そこから延びて6月21日には夏至が待っています。

4月末から動き始めて、5月に広がり始め、6月7月に大きな出来事となって表面化する。それらを、1つのくくりとして見ています。

これまでにも繰り返し書いてきたように、バシャールとササニ文明の総合意識体によって、2016年の秋(アメリカ大統領選挙前まで)に多次元的な広い領域に渡る変化が起きるとされています。

その前振りとなるのが、4月末~6・7月にかけての動きになるだろうと思っています。

私たちはこうした情報を集めることには関心を持つのですが、それで、今からどう備えどの様に行動していったら良いのかという「行動」にまでなかなか繋がりません。

本質的には、どう「備える」かではなく、常日ごろからどう「生きる」かという事なのですが、それでもこうした状況も踏まえた上でのより良い生き方・日常を心がけていく必要があります。

庭の甘夏の木の下には、昨夜の暴風雨でたくさんの花の蕾が落ちてしまっています。しかし、それでもなお、枝先にはたくさんの蕾が残って暖かな日差しに輝いています。

私たちも強く美しい蕾として、社会に吹き荒れる暴風雨にも飛ばされること無く、嵐の後には新しく綺麗な人生そして社会の花を咲かせたいものですね。