アセンションの時代

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本質はいつもシンプル

私たち地球人の特徴は、「物事を複雑に考える」事にあります。

物事を細かく分類し、小さく小さくどれだけ細かく理解するかをもって、「知性」と感じる傾向がとても強いのです。

しかし、物事の本質は、何でもそうなのですが、実はとてもシンプルなのです。

なぜなら、シンプルな本質によらなければ、多様性を秩序だって維持する事が出来ないからです。

では、なぜ私たちは物事を複雑に捉えようとする傾向を持っているのでしょうか?

それは、それがこれまで社会を支配してきた人々が、大衆をコントロールするための手法であったからなのです。

物事をバラバラに分類し、細かく細かく勉強させる事で、人々に「支配」という全体を理解できないように誘導していたのです。そして、その分類ごとに権威を与えれば、それぞれの分類は完全に切りはなれてしまい、全体性は完全に失われてしまうのです。

そのため、私たちはより広い視野で考えようとはせずに、直ぐに細かな議論へと走る傾向を持っているのです。

そして、その細かな知識がある者たちの知恵比べになり、大衆はさじを投げて、結局は何も変わらないという事が繰り返され、「支配」は維持されて来たのです。

私たちは、「分離された細かな部分」という方向に自らの意識を向かわせている状態から、「より視野の広い全体性」という方向に意識を向けるように変化していかなければなりません。

私たちがこれまで身につけてきた、細かな部分的知識は、今からの崩壊によってこれまで与えられてきた地位を失う事になります。その中で、人間としての知性を発揮して生きていくためには、視点をより広く持つ事が大切なのかも知れませんね。