アセンションの時代

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和して同ぜず

日本人は、「和」の関係を大切に思って来ました。

しかし、3次元の世界では、この和の心が歪められて解釈されて来たのです。

「賢人は和して同ぜず 凡人は同じて和せず」という言葉があるように、和することが同ずる事として誤って解釈されて来たのです。

和とは「個である事を大切にし自立した人々が、調和を持って共存共栄する」事を言います。

一方で同とは、「個である事を我慢した人々が、依存によって群れている」ような感じです。

はた目には、これらは同じようにも見えてしまうのですが、その実態はまるで異なった別物であるのです。

和とは4次元的なあり方であり、同とは3次元的なあり方であるのです。

自立した人々は、相手の反応にイチイチ苛立ち振り回されることはありません。相手がどう考え行動しようと、自分はそれに関係なく自立しているのであり、大きく考えが異なるのであればそっと距離をとるだけなのです。

しかし、依存している人は、相手の言葉や行動がそのまま自分を左右することになると信じているのです。そのため、相手の言動が許せず、自分の考えを受け入れさせようと苛立ちます。

しかし、それも諦め、ただ流されるままに従って人と同じようにしている状態が、同じている状態なのです。

こうして、同じた状態を長く続けていると、本当の「自分が分らなくなってしまう」のです。そして、流されているのではなく、本当の自分の考えが、たまたまみんなと同じなんだと錯覚し始めるのです。

例えば、「優しい」と言われるような人は良く「どっちでもいいよ」と判断を相手に譲ります。必ずしもそうだという訳ではありませんが、そのような場合、「自分では決めることが出来ず、相手が決めたものを自分の意思に重ね合わせる」事で、それを自分の意思だと錯覚するという場合が多々あるのです。

別の言葉で言えば「優柔不断」である場合です。

このように、人がすることを自分に重ね合わせて、自分の人生を生きているのだと錯覚するという事は、これまでのコントロールされた社会に生み出された特徴でもあるのです。

私たちは、教えられたことには従い、みんなと同じように生きるようにと、子供のころからマインドコントロールされて来ました。

しかし、そうした経験をする時間は終わったのです。今は、その経験から学び、一歩前へと進む時間に入っているのです。

本当の自分を目覚めさせてください。「ワクワク」がそれを教えてくれます。

そうして依存した生き方から、自立した生き方へと切り替えることが出来た時、あなたは自分が4次元の世界にいることに気づくでしょう。それが、アセンションの本質です。

そうして意識が拡大する過程で、これまでに無い感覚等も捉え始めることになりますが、そうした感覚の変化は、アセンションに付帯する変化であって本質ではありません。

本質はあくまでも、胸を張って自分らしく生き、いつも楽しくワクワクと調和して生きることなのです。