アセンションの時代

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波動上昇の過程

細川さんから頂いたコメントについて、私の考えを記事とさせてもらうことにします。

波動上昇と言うと、実際にはとても抽象的で、場合によっては掴みどころを失ってしまうかも知れません。

基本的に、波動上昇とは「精神性の向上」として解釈する事を、1つの軸として位置づけることが出来るかも知れません。

それは、今の私たちにとっては、よく言われるようにネガティブからポジティブへの転換というテーマでもあります。

まず、波動上昇という抽象的な言葉を、このように「ネガティブからポジティブへの、精神性の向上」として捉えてみると現実として感じやすいかも知れません。

波動上昇は、超能力・エネルギー・次元と言った角度から捉える傾向もあるように感じますが、それらは基本的に「後からついてくるもの」であって、知識として吸収することは良いと思いますが、「日常的現実・実感」をそうした能力・現象に求めない方が良いと思います。

アセンションの本質は、精神性の向上であって、能力の拡大や次元の上昇は、それに付帯する事項です。その辺の位置づけを間違えないことは大切だと思います。

そして、そうした精神性の向上には、ある程度、基本的な過程を経ることになるように思います。

まず、「知ること」です。

これまでの私たちの現実が、いかにネガティブで分離的な常識に基づいていたのかを理解する必要があります。そして、これから、私たちは調和的な個人、そして社会へと変化していくのだという方向性を知る必要があります。

これについては、このブログに来られている皆さんは、確実にその過程を進んでいるのだと思います。

そして、知識がある程度、蓄積されてくると、実際に自分がポジティブになる、つまり知識を実践する過程が強まって来ます。この転換の時に、私たちの日常に「苦悩」が浮き上がってくることが一般的なのです。

知識を吸収する段階では、新鮮で新しい世界にワクワクとする事が出来るのですが、実際に古い世界を手放して、新しい世界を自ら創造い始める段階に入ると、「マインド」が最後の強い抵抗を始めます。

つまり、古いものを手放すにあたって、それが行動に移ることで、マインドが最大限の警戒警報を発令するのです。

「そんな事で大丈夫か?」「お金が無いと生きていけないぞ!」「仕事に耐えて家族を養うのは義務ではないか!」

ここに、波動上昇の最後にして最大の難関があるのです。

この時に、ほとんどの人は心が折れそうになり、精神的に不安定になったりします。

この時に、私が心がけたことは、次のようなことです。
・ 自分のペースを大切にする(焦らない)
・ 自分を落ち着かせる
・ こうした変化の流れを信じる
・ 自分の価値観を人に押し付けない(人それぞれの価値観を認める)

そして、やはりネガティブな情報は遠ざけたほうが良いと思います。

3次元的な常識では、ネガティブな現実を受け入れて、頑張ってそれを乗り越えていく必要があるとなりますが、4・5次元的な常識は、それとはまったく異なります。

ネガティブな情報に接することは、自らの波動を重く粗くする事にしかなりません。

3次元的な発想の人と、4・5次元的な発想の人とが、それについて議論しても、根本的な世界観が異なっている訳ですから、かみ合うことはありませんし、身近な人であれば普通は喧嘩になってしまうでしょう。

相手は学びのために相手なりの世界観を持っているのであり、自分もまた学びのために自分なりの世界観を持っているのです。どちらが正しいとか間違っているとかではなく、お互い必要があって、それぞれの異なった世界観を持っているのだと受け入れると良いかも知れません。

今日の記事の「そっと離れる」ではありませんが、程よい距離感を見つけられると、お互いの関係が楽になるかも知れません。

そして、自分のペースを超えて暴走気味になると、えてしてこの物質世界では痛い目にあうことが余計に増えてしまうかも知れません。

それから、映画の件ですが、どういった内容の映画か(ネガティブ系・ポジティブ系等)にもよりますが、疲れるのであれば少し抑えめにするのが良いと思います。

例えば、私の場合であれば、とてもダルイ時には、頑張らずに横になるようにします。眠いのであれば、昼寝の時間を取るようにします。

そうした自分の身体や精神が発する「メッセージ」との対話を大切にすることは、今の移行の時代をスムーズに乗り切る1つのポイントでもあると思います。

日常現実を無視して・・・、というのではかえって疲れる結果を招いてしまうでしょうが、日常とうまく折り合いをつけながら、自分自身の発するメッセージに耳を傾ける必要があります。

外の景色を眺めるのが落ち着くのであれば、それも自分からのメッセージだと思います。そうした時間を取り入れていくことが、今の自分には必要だということです。

自分の外側に、どんなに困難な現実が訪れても、自分の内側の中心には、必ず永遠に無条件の愛であり続ける自分がいるのです。

言うは易しで、困難の中で実際にそれを感じるには「苦悩」という過程は、この世界ではなかなか避けがたいものではありますが、自分のペースで落ち着いて進む事を心がけるといいかも知れません。

焦らずに、のんびりと腰をすえて進んでいきましょう。結局、それが一番の早道でもあることでしょうし。