国際情勢確認
私たちが現実と考えている、この日常社会は、自らの波動が「地球アセンション」バージョンで映し出されているものです。
今日は、私たちがその世界を通して感じ取ることの出来る変化を確認してみようと思いますが、それによって、そうした現象世界の出来事に捉えられ被害者意識を持たないようにして下さい。
それらは、あなたの波動が映し出されたものであり、あなたが引き寄せている現実なのです。物理的日常の中に囚われてもがく事で何とかしようというのではなく、自らの波動を上昇させることで、現実が変わっていくことを感じ取るように意識していきましょう。
そうした取り組みは、年単位・10年単位で進めていくものです。しかし、人はとても近視眼的であり、数日、せいぜい数週間程度の高さからしか世界を俯瞰することが出来ない傾向にあります。
高い視点から目の前の世界を俯瞰するように意識してみて下さい。過去・現在・未来は、目の前の現実の中に凝縮されているのです。
目の前の現実を見ることで、ここへ至る過去、ここから伸びる未来を感じ取るように意識してみましょう。目の前の現実は、何のつながりも無く無意味にここにある訳ではないのです。
さて、前置きが長くなりましたが、ここからは現実世界の変化を把握してみようと思います。
今日は世界情勢について見てみましょう。中国がいよいよ危険な状態になってきているようです。中国では、2年位前に不動産バブルが崩壊を始め、それを補うために株式市場でバブルを起こしました。
株式市場のほうがコントロール可能だと思われていたのですが、その期待も空しく、1年くらい前から株式バブルが崩壊しています。
現在は、行き場を失った資金が、再び不動産に向かうなど右往左往している状態ですが、ここに来て、中国の国外に逃げようとするお金の流れが強く表れ始めています。
ソビエト連邦や中東の国々など、その国が崩壊する過程では、お金を安全な国の通貨に替えて金融資産を守ろうとする動きが加速します。
中国は、必死になって自国通貨を買い支えているため、その資金となる外貨の保有額が、凄まじい勢いで減少しています。
その焦りまくりの強引な手法が、南シナ海をはじめ各地で摩擦を生み出しており、世界中から反発を浴び、驚くような勢いで「孤立化」を引き寄せてしまっているのです。
外交の全てがことごとく裏目に出ているのです。明らかな「末期症状」を呈しているのです。
一方で、ヨーロッパはどうでしょうか。
イギリスのEU離脱が確定的となりましたが、これによってEUという枠組みそのものが揺らぎ始めています。
それによって一番の苦境に陥っているのがドイツです。つまり、借金の踏み倒しが起こったときに一番困るのは、債権者だということです。
ギリシャが借金を踏み倒すと、困るのはそこにお金を貸していたドイツなのです。これまで、ドイツの主導によって、EUは何としてもギリシャに借金の踏み倒しをさせないという強硬な姿勢で挑んで来ましたが、根本的に無理のある話なんですね。
また、そうした苦境を補うために、ドイツは積極的に中国に進出を進めていたのです。しかし、その中国が先に述べたとおりの状況に陥っているのです。
バシャールも、今年の秋より前に中国・ギリシャが経済破綻する可能性が高いと伝えていますが、実際にそれはいつ起こってもおかしくない状況にあります。
ドイツは、そうしたお金の問題をドイツ銀行が丸抱えしているので、それを国営化するなど何らかの非常措置を取れば、いったんは踏みとどまれるのかも知れませんが、ドイツ銀行のデリバティブ取引がどのような状態にあるのかもハッキリしておらず、危険な状態に変わりはありません。
これによって、国の借金は減ってはいないのですが、「実質的」には凄まじい勢いで減っているのです。つまり、自分でお金を生み出して、借金を買い取っている状態なのです。
本来は、これは完全に掟破りの手法なのですが、世界の状況が状況だけに、最後の切り札として既にそれを実施しており、実際に有効に機能し始めているのです。
ただ、近いうちにマネーゲーム自体が崩壊するとは思いますが。
こうしたマネーゲームと最低限の距離を保ってきたロシアは、今後の世界の鍵を握っているのかも知れません。
アメリカは「多様性」という強みを持っており、社会が崩壊しても、それに適応した新しい仕組みを生み出す柔軟性を持っています。
逆に日本は「単一性」が強く、アメリカとは異なる性質にありますが、そもそものベースに日本は新しい時代に適した調和的性質を持っており、日本も重要な役割を持っていると思います。
そのため、世界を支配してきた存在たちは、日本というのは目の上のコブであったのですね。
と、言った感じですが、冒頭部分意書いたことを忘れないで下さいね。こうした現象世界に飲み込まれずに、そこに自分の内面の変化を重ね合わせて読み取るようにしてください。