アセンションの時代

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下降力(ネガティブ)を手放す

ネガティブな出来事があった時、そこから離れて、その粗い波動に共振しないことを心がけていくことは大切です。

これまで、私たちはネガティブな粗く低く重い波動の世界を生きてきたために、本来のポジティブな感覚が麻痺しており、ネガティブとポジティブの区別がつかない状態に置かれています。

例えば、食卓の上の新聞に、殺人事件の大きな見出しが出ていても、テレビのニュースから悲惨な事故の情報が流されていても、特に何を感じるでもなく普通にそれを眺めてしまったりしているのです。

しかし、波動が粗いと気づいた出来事・情報から距離を取るように心がけていくうちに、自分の中のポジティブで繊細な波動が目覚め始め、進めば進むほどに加速的にポジティブとネガティブの区別が反射的に出来るようになっていきます。

新聞やテレビニュースでの殺人事件などの情報は、ポジティブな精神状態で見られるものではないのです。

そうして、自分をポジティブな波動へと誘導することが身についてくると、日常の中での普通の出来事であっても、その波動の性質を普通に見分けられるようになり、常にポジティブで繊細な方向へと自らがその場の波動を誘導できるようになって行きます。

また、誘導不可能な事であれば、意識的にその場から離れることが出来ます。

それによって、自らの波動から粗さが無くなり、そうした低い波動との共振も意識的に避けられる習慣がついて行きます。

私たちが現在存在している位置を、例えを使って把握してみましょう。

夜店などでよく売られている、水風船ってありますよね。小さな風船の中に水が入っていて、ゴムの輪を指に通してパンパンと下へ向かってつくやつです。

私たちは、高い波動域から、パンと弾けて低い波動域へとやって来て、その世界を経験していました。そして、今の私たちは、水風船の下降が弱まり、ゴムが伸びきった状態から再び上へと上昇を始めるその転換点にいるのです。

そのため、私たちは下降圧力となるネガティブな波動を、自らの中からかなりの勢いで手放し続けているのです。これを、意識的に行えば、よりその放棄のスピードは上がり、残ったポジティブな波動の上昇力に勢いがつきます。

そうしたネガティブな下降力が完全に手放されなくても、ある程度手放すことによって、自然に上昇は始まります。しかし、スピードは遅くなりますよね。

また、そうした下降力をあまり手放さなければ、当然、その水風船のゴムは切れ、地面へと叩きつけられる事になります。

これらは全てが可能性として用意されているものであり、各個人の選択によって選ぶことが出来るのです。

成功とか失敗とかは無いんですね。ただ、既にあるものから、どれを選びたいかという、単にその人その人の好みの問題でしかないのです。

ただ、出来るだけスピード感をもって上昇したいというのであれば、ネガティブなエネルギーを自らの経験世界から取り払っていくことが大切なんですね。

それについて、人か環境のせいにすることは認められません。100%自分の責任によっているものだと言うことを多次元的な見地から理解していきましょう。



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