国の状況
この事は、過去に書いたことがあったかなかったか忘れてしまったのですが、今日は日本の借金について書いてみます。
日本の政府の借金は１０００兆円を超えており、「まともには」返せない天文学的な数字になっています。
日銀は事実上、国の子会社の様なものですから、まともには返せない借金を、国は自分（の所有する子会社）でお金を刷って返しているようなものなのです。
それによって、日本の実質的借金というのは、凄まじい勢いで減少しているのです。
そんな事が許されるなら、どこの国もそうするんじゃない？と思いますよね。
だけどこれ、日本だから出来ることなんですね。
また、その他の国々では、そのように大量に通貨を発行したら、お金の価値が薄まってしまうために為替相場が下落し、激しいインフレ（物価上昇）を招き、経済を混乱させることになってしまうのです。
現在の日本の経済と言うのは、とても悪い状況にあるのですが、相対的に世界と比較するのであれば、とても安定（体裁）を保っている状況にあるのです。
例えば、中国は実際には既に激しい崩壊が起き始めているのですが、日本企業は「尖閣諸島の問題」などでの反日デモなどの影響で、早くから中国への進出を抑制して来ており、最近では中国からの撤退も積極的に進めています。
一方で、ヨーロッパ、特にドイツなどはかなり大きく中国へ入れ込んでしまったために、かなり苦しい状況に追い込まれ始めています。韓国などはさらにひどい状況です。
こうして考えると、「あくまでも相対的な話」ですが、日本は今後の金融・経済的な混乱から受ける影響と言うのは他の国よりは抑えられるのではないかと思っています。
ただ、日本が抱えるカオスの種は、そうしたものではなく、「地震・火山」にあると思います。
バシャールを通して、日本と繋がりの深い高次元文明が伝えてきた情報では、今後数年のうちに、日本は現在の国の権力が機能しなくなるほどの混乱に陥るだろうとされています。
例えば中国では、金融・経済の崩壊がそうしたものの引き金になると思いますが、日本では地震・火山によってそれが起きるのだろうと思います。
ひふみ神示に、次のような意味の言葉があります。
「助かる場所があるのではない、助かる人がいるのだぞ。」
つまり、波動が高く、４次元以上の世界をハッキリと選択している人であれば、例えどこにいようとも助かるけれど、どんなに備えをして安全と思われる場所に逃げても、３次元を握り締めている人は結局は助からないということなのです。
つまり、私たちは社会の変化を一歩下がったところから俯瞰して捉えていくことも大切ですが、それ以上に波動（スピリチュアル）的な観点から、自らを高いところへと導いていかなければならないという事なのです。
私たちは、社会情勢を把握することと、波動（スピリチュアル）とを、切り離して無関係のように自分の中に持つ傾向があります。
しかし、それら全てを一体化した形でバランスよく自分の中に捉えていくことが大切なのかも知れませんね。
