アセンションの時代

2019年4月以降の主な更新はhttps://sunamibaku.blogspot.com/へ移転してます。

「追加部分」:2016~金融・経済崩壊!(電子書籍)

掲載すると言いながら、そのままになっていました。スミマセン。

電子書籍の「2016年~金融・経済崩壊!」について、第1章の『塩・砂糖』の次に下記の項目を追加しました。よろしくお願いします。

また、新著「多次元世界の仕組み」の販売手続きが完了しました。しばらくしたらアマゾンのサイトに出てくると思います。それについては、また、明日にでも紹介させていただきます。



『甘夏の樹』

食料の「備蓄」が重要であることは言うまでもありませんが、「備蓄」には多くの場合、消費期限と言う問題がついてまわります。また、食べてしまえばそれでおしまいです。
 
そうした問題をクリアするためには、自家栽培に取り組まなければなりません。つまり、家庭菜園などによって、農家の人たちのように自らの手で食料を栽培する必要があるのです。
 
しかし、それにはある程度の手間暇をかける必要があり、最低限の知識も必要になって来ます。また、採種が難しいとなれば、種や状況によっては肥料・農薬なども、毎年、手に入れる必要が出て来るのです。
 
そこで、私が強くお勧めしたいのが、庭に「甘夏の樹」を植える事です。
 
明治維新の頃に、職を失った武士の屋敷の庭に、夏みかんの樹が植えられて飢えをしのぐのに役立てられたように、甘夏の樹を植える事は想像以上に大きなメリットをもたらすと考えられます。
 
甘夏は夏みかんの変異種であり、現在では酸っぱい夏みかんより、甘くて食べやすい甘夏がその栽培の主流となっています。
 
甘夏の樹は、寒冷地には不向きかも知れませんが広い地域で「栽培が容易」であり、年に一度、込み入った枝を適当に剪定するだけで、あとは基本的に放置した状態で「たくさんの実」を収穫する事が出来ます。
 
また、年末ごろに色づいて収穫可能となった実は、4~5月頃までおくことで甘さが増していきます。つまり、「消費期限が半年くらい」と長いのです。
 
また、皮をむいた実は、そのまま冷凍する事でシャーベットとして、さらに長期の保存が可能となります。また、砂糖と煮詰める事でジャムになり、年間を通した食料として、簡単に自分で栽培・収穫・加工する事が出来ます。
 
また、厚い皮は、薄く刻んでジャムに混ぜ込む事でマーマレードとし、あるいは厚く刻んだものを砂糖で煮詰める事でピールとして食べる事も出来ます。
 
ピールは、砂糖をまぶす事でお菓子となり、砂糖を控える事でご飯やおかずのおともに、漬物の様な位置づけで美味しく食べる事が出来ます。そして、冷凍保存も可能なのです。
 
このように、「甘夏の樹」が庭に1本植えられているだけで、年間を通した食料をサポート(補助)する事が出来るのです。
 
もちろん、お住まいの環境によって、必ずしも「甘夏」である必要はありません。「栽培が容易」「大量の収穫」「長期の保存」という点を考慮して、自宅の庭や、実家の庭に甘夏などの果樹を植える事をお勧めします。
 
そして、樹の成長には年単位の時間を要する事になりますので、安く小さな苗を植えるのではなく、値段が高くても出来るだけ大きな苗を植える事で、成長する「時間」を買う様にしましょう。



イメージ 1