アセンションの時代

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「個性」を発掘する

あなたは、何のためにここに存在しているのですか?

お金を稼ぐため?家族を養うため?働くため?ただ、生きるため?

それによって、あなたはあなたらしくいられますか?そもそも、あなたらしくって何ですか?

自分らしいとか関係なく、「みんなが」そうしているから、それが「常識」だからそうして生きているのですか?

私たちは、社会から与えられた「平均」あるいは「理想」というものを1つの目安として行動する傾向があります。

年収はいくら、流行の○○を持っているか?定職についているか?結婚しているか?彼女・彼氏はいるか?学歴は?仕事の役職は?子供のテストの順位は?ブランド品を持ってるか?

あなたらしさって何ですか?

社会から与えられたイメージに囚われていませんか?

自分らしさとは、自分が何にワクワクするか?何をしている時が最高に楽しいか?そうある事が出来ているかという事なのです。

そこに「比較」は存在しません。真似をするから「比較」が生まれるのです。「個性」を楽しむとは「エゴ」を満足させる事ではないのです。

誰から見られていなくても、誰から評価される訳ではなくても、それでもワクワクと心のそこから楽しむことが大切なのです。

私たちは、人の真似をするために存在している訳ではありません。私たちの持つ個性というものは、宇宙に2つと無いものであり、それを最大限に引き出して楽しむことが、より良く生きると言う事なのです。

しかし、その個性を押し殺して、みんなと同じようにあろうとしてきたのが私たちの社会のありかたであったのです。

なぜ?

簡単な話です。みんな同じである方が、「支配・コントロール」しやすいからです。

子供達って、なんでイジメをすると思いますか?それは、大人たちがイジメをしているからです。子供達は大人達を真似してるんですね。

週刊誌が良く売れていますね。悪者を見つけ出しては吊るし上げ、それによって自らの劣等感を忘れようとしているのです。

世界と言うのは、ニュートラルに存在しているのです。ポジティブでもないネガティブでもない、その中間に存在しているのです。

私たちの社会を支配・コントロールしてきた存在たちというのは、そこにパッとネガティブな火の粉を蒔くのです。

すると、私たちのネガティブな側面が敏感に反応し、ネガティブな大火が燃え上がるのです。戦争などは、常にそうして引き起こされるのですが、それは日常の社会においても同じ事なのです。

テレビや新聞に乗って、そうした火の粉は蒔かれ続けているのです。そして、私たちの中のネガティブな側面がそれに反応して、社会はネガティブな方向へと走り始めるのです。

つまり、私たちは自らの主導権を、自分の中に持っていないという事が言えるのです。

私たちは、自分をコントロールして、自らの夢を追いかけているのだと主張するかも知れませんが、その夢の多くが、既に支配者達から提供されたものであり、本当の自分らしさからはかけ離れ、個性を押さえ込んで目指しているものである場合が多いのです。

もちろん、全ての人ではありませんが、一般的にはそうである可能性が高いのです。

これまでの時代は、「個性を押し殺して、与えられた理想を目指して競争する」という世界でした。

しかし、これからは、「個性を知り、個性を楽しむ。そこに比較・競争は存在しない。」という世界になっていくのです。

あなたは、何者ですか?何にワクワクしますか?何が楽しいですか?何を美しいと感じますか?何に感動しますか?それを知り、それを楽しむ世界へ、私たちは向かっているのです。

個性とは、全ての人々がオリジナルであり、同じものが大量に出回っていて、それを楽しむためには競争しなければならないなどと言う事はありません。

人の真似をするから、競争が始まるのです。

人の真似をするより、個性を楽しむことのほうが、魅力的な人生であることは言うまでもありません。

しかし、私たちはこれまで、「個性を押し殺して」「人と一緒であること」を求められ、それを常識として生きてきました。

そのため、「個性がわからない」という状況に陥っているのです。

子供の頃は、あれにもなりたかったこれにもなりたかった。それが個性です。

しかし、競争に勝てないからそんなのにはなれる訳がない。自分の実力(学歴等)だと、何流企業のどういった仕事くらいかな。そうして、社会から与えられた物差しに計られて自分を決めていくのです。

「個性」を知ると言う事は、とても大切なことなのです。そんな事は、言うまでもなく当たり前のことであるはずなのですが、「個性を殺し続けてきた」私たちには、あらためて「個性を発掘しなおす」意識的な努力が必要なのかも知れません。



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