アセンションの時代

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「個」と「個」が繋がる

これまでの社会では、活躍するためにはその道の組織(権威)に認められるという事が、まず第一条件としてありました。

アイドルになるには、オーディションで選ばれなければなりません。

作家になるためには、賞を受賞しなければなりません。

そうでないにしても、芸能企画会社や出版社に認めてもらえない事には、話にならなかったのです。つまり、自分の表現を、多くの人々に見てもらうことさえ出来なかったのです。

しかし、今では、ユーチューバーの様に、芸能プロダクションや大手マスメディアに関係なく、自分で世界に向けて発信する事が出来るようになって来ているのです。

これまでの時代であれば、そうした世界を仕切っていたのは、業界の大手であり、個人はアイドルと言えどもそこで使われている存在なんですね。

つまり、これまでの時代は「組織」の時代であったのです。

しかし、これからの時代は、「個」の時代だと言えますよね。ユーチューバーなど、自分の趣味を最大限に活かして活躍する個人の時代なのです。

実は、「出版業界」においても、こうした時代の変化が急激に進行中なのです。

これまでは、本を出版するには、大手出版会社に認めてもらい、ある程度の販売流通もうに乗せてもらう必要があったのです。

しかし、私も利用しているのですが、現在ではアマゾンという世界最大の書籍販売企業を通じて、誰でも電子書籍が販売できてしまうのです。

YouTubeを利用して活躍するユーチューバーと同じように、Amazonを利用して活躍するKDP作家と呼ばれる人々もいるんですね。

私は、そうして呼ばれる人々が存在すると言う事を知らずに、KDP作家であったりしたんですねぇ。(笑)

それを知って、そうした人たちの情報を少し探してみると、売り上げにおいては私と同じ程度の人たちのブログがチョイチョイと目に付くのです。

それで生活できるレベルではないけれど、お小遣いくらいの収入はあり、それが増えた減ったと一喜一憂して楽しんでいる人々です。私も含めて。(笑)

実は出版業界の在り方が、現在、凄まじい勢いで変化しているのです。

出版不況と言われ続け、紙での出版物の売り上げは、電子書籍に押されて年々減少の一途を辿っているのです。

そして、先月から、作家の印税体系が大きな変化を見せ始めているのです。

これまでの紙での書籍では、出版さえしてもらえれば、ある程度の冊数が印刷され、販売流通網に載せられ、ある程度の印税が期待できたのです。

売れさえすれば、その先は読まれても読まれなくても関係ないとも言えたんですね。次回作には影響するでしょうが。

しかし、電子書籍のシェアが拡大し、先月から始まったAmazonの読み放題サービスによって、読まれたページ数に応じた印税が支払われるという料金体系が前面に押し出されてきているのです。

高価な本であろうと安価な本であろうと、1ページ読まれれば例えば0.5円の印税が支払われるという様な仕組みになって来ているのです。

また、無名作家の作品は、なかなか手にとってもらうことが出来なかったのですが、読み放題とのことで、気楽に読んでみて、良ければその作家の他の作品も読んでくれるというように、無名作家への追い風になっているのです。

大手出版社から輩出されてきた作家さんたちには、かなりの逆風となっているようですが。

つまり、これまでの様に、仲介する出版社の力と言うものが排除され、専門家に認められようと認められなかろうと、読者さんが読んでページを進めてくれれば、ランキングも上がり、印税も支払われ活躍する事ができるのです。

これまでは、アイドルとファン、作家と読者の間を仲介する「大手組織」が絶大な力を握っていたのです。見せる側と見る側の関係は、そうした大手のさじ加減1つでどうにでもなっていたんですね。

しかし、そうした組織の力が排除され、見せる側も見る側も、「個」としての個性がそのままに繋がりあうことが出来る環境が生まれてきているのです。

例えば、私が書いているような本は、出版社から出すことは難しいものなんですね。

アセンション」というテーマは、「スピリチュアル」というジャンルの中の1つであると言えると思うのですが、「アセンション」というテーマの書籍は、私も今書いていて気づいたのですが、殆どが「チャネリング」によるもので、チャネラーの方が書かれているものなのですね。

しかし、私はチャネラーではないんですよね。これまでは、自分の場合はチャネラーにはなりたくないという思いがありもしたんですね。チャネラーよりはマスターの方が自分の好みかなぁと思って。(笑)

今は、両方になりたいですが。(笑)

同じように、これまでの仕組みであれば、出版を通して活躍することは不可能であった人たちが、自分の溜め込んできた知識を通して、活躍する場がどんどん開けているのです。

これまでの時代に活躍する条件は、その分野の大手や権威・権力に認めてもらうことだと言えました。

しかし、これからの時代は、そうした大手や権威・権力を排除して、純粋に「個」として活躍していくことの出来る環境が生まれ始めているのです。

「個」として活躍する場合、「大衆」に受け入れられる必要は無いんですね。「同じ関心を持った人たち」に受け入れられれば良いのです。

これまでは、人々は与えられたものの中で楽しみを探して来ましたが、これからは、自分がワクワクするものを楽しめば良いのです。

バシャールが「ワクワクしてください」と言っているのには、そうした意味があるんですね。

与えられたものではなく、自分がワクワクすることが大切になっていくのです。



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