「型」を取り払う
それは、着ぐるみショーの様なものです。
それは、例えではなく、真実そのものなんですね。
私達は、肉体をまとってその肉体が物質的世界で与えられたキャラクターになりきって世界を経験してきたのです。
しかし、実際には私達は、その肉体の中で世界を経験している「魂」なんですね。
目を開けて自分を確認してください。その肉体が、あなたのまとっているキャラクターです。
では、目を閉じて自分を感じてみて下さい。それが、魂としてのあなたです。
魂とは、曖昧で判りにくい、迷信的なものなのではなく、目を閉じてあなたが感じるものが魂なのです。
目を閉じた時の私達は、魂としてのエネルギー的な存在なのです。そして、目を開けることによって、そのエネルギーを視覚的な型に当てはめて、さらにその視覚的な世界に沿った(囚われた)思考によって、自らを3次元的な人間として決め付けるのです。
アセンションにおいては、よく「拡大」というキーワードが出てきます。
意識の拡大、自己の拡大、感覚の拡大・・・。この拡大とは、そうした3次元的人間という「型」に閉じ込めたエネルギー的魂としての自分から、その「型」を徐々に取り外して行き、自由度を高めていく事なのです。
例えば、物事の捉え方においては、物理世界の細々とした理屈に囚われる事が無くなり、大局から物事の本質を感じ取れるようになって行きます。
また、感覚的にも、肉体と言う枠の外側にまで自己の感覚が広がり、世界が物質世界からエネルギー的な経験世界へと感じ方を変えて行く事になります。
つまり、主体が外側の世界(物質世界)から、内側の世界(経験世界)へと大きく転換して行く事になるのです。
物質世界として世界を捉えるとき、私達は無意識的に、世界を「前」あるいは「上」に感じ取っています。
しかし、これが経験世界として捉え始める事になると、世界は自己のハート(心臓の位置)を中心に感じられるようになるのです。
これまでの3次元的な私達の意識は、極端にエネルギーが前のめりの状態で世界を経験してきたのです。
自己のエネルギーをバルーンに例えると、そのバルーンを肉体の前方に抱えているような状態で世界を経験してきたのです。
しかし、これからの私達は、肉体がそのエネルギー的バルーンの中、中央に入る事になります。つまり、それがトーラスとしてのエネルギーの本来の流れなのです。
私達は、これまで「点」や「線」として世界を感じて来ましたが、これからはそれに加えて「面」で世界を捉える視点が増えて行く事になります。
それは物事の捉え方であったり、感覚的な感じ方で合ったりします。
そうした感覚を育てる上で、「瞑想」というのはとても有効な手段の1つだと言えます。
今日は、抽象的で解りにくい記事であったかも知れませんが、地球環境のエネルギーの高まりによって、既にその様に世界を感じ始めている人たちが存在し始めていると言う事を感じていただく事も、自身のエネルギーを刺激する上で有意義な事だと思います。
特に幼い子供達であるほど、そうした感覚を「普通」の感覚として持っている可能性が高いと言えます。
ここ1ヶ月くらいのエネルギー的加速は、これまでにないスピード感を持っており、1つの目安とされるアメリカ大統領選挙(11月8日)も、いよいよカウントダウンが始まっています。
どの様な形で、何があるのか無いのか判りませんが、「今」に集中してやるべきことを確実に進めて行きたいところですね。