アセンションの時代

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アセンションって何?

今さらと言う感じではありますが、誤解している人も多いのかもしれません。アセンションって波動の仕組みとして、何がどう変化する事なのでしょうか。

私達は、「高い周波数のエネルギー的存在」です。全ての人がそうです。

ただ、今・ここでは、そうした本来の高周波数を経験してはいません。私達はそのエッセンスを結晶化させて、物質的現実を経験しているのです。

例えば、高波動の時には、私達は「気体」と言う経験をしているとします。すると、今この世界では、私達はその気体を圧縮させて「固体」と言う経験をしている事になります。

アセンションとは、これまでの「固体」としての経験を終了して、「液体」としての経験に移行すると言うものです。あくまでも例えとしての話ですが。

本来の私達の姿は水蒸気なのですが、私達はこの世界で、氷と言う経験をして来たとします。

2012年冬至に地球はアセンションのための節目を通過したのですが、それを例えれば、私達が氷として存在しているその物質世界の温度が上昇し、水あるいは水蒸気として存在するのに適した温度(環境)に変化してきたと言う事なのです。

私達は、その変化を受け入れて変容を進めれば、水となり水蒸気となって世界を経験する事が出来ます。

しかし、全ての人がそうなる訳ではないのです。

暖かな日差しを浴びて変容を進めれば、これまで何千年も氷であった状態を思えば、信じられないスピードであっと言う間に水に変わることが出来るのですが、多くの人たちは変化を恐れています。

氷こそが自分の姿であると信じ込んでいるために、自分が水へと変容する事に恐れを感じて、日の光を避けて日陰や温度の低いところへと逃げ込んでいるのです。

例えば、競争などしなくても生きていける環境に変わってきているのに、競争をしなければ生き残れないと信じて、小さくなり続ける競争と言う世界に、大勢の人が逃げ込んで?いるのです。

そのため、そのエリアでは、競争は益々厳しくなり、世界がネガティブな方向へ向かっているかのように見えてくるのです。

しかし、その競争から離れた人たちは、暖かな日差しを浴びながら、あの競争は何だったんだろうと、ぬくぬくと行き続けているんですね。それが、ポジティブな方向への流れです。

ただ、「俺は失業中で競争してないけど、極寒の地にいるようだぞ!」と言う人もいるかも知れません。

それは、競争を自ら手放したのではなく、言い方に語弊があるといけませんが、逃げた・落ちこぼれた状態に留まっているからなんですね。

心の中が、競争に未練を持ち、あるいはまだ思いっきりそちらの方向を向いているからなのです。

氷でいたいと思っていれば、氷が水へと変わりはじめる事は、「死」を表しているんですね。

しかし、水になることを望んでいる人にとっては、それは「変容」なのです。さなぎが蝶になるようなものなのです。

私達は氷であると言う、これまで世界を包み込んでいた集合意識は、私達の思考の奥深くの信念にまで浸透しているものです。

それを、日常現実の中で、綺麗に洗い流して新しい信念を掘り起こすと言う事は、一般的には想像以上に手間取るものなんですね。

単に知識として理解すると言うレベルの話ではないのです。それを理解し、実際に自然にその様に生きるところまで持っていかなければならないのです。

私達は学校教育の影響もあり、知識を詰め込んだ時点で完了・バッチリだと思ってしまう傾向を強く持っているんですね。

しかし、それは準備が完了したと言う事であり、本番の始まりに過ぎないのです。

私達は想像以上に、色々な事柄を勘違いにより解釈している部分があります。氷のままで生き続けるのなら、それは誤解ではないのですが、水になろうとするとそれらは次々と誤解として浮かび上がってくるのです。

私達はその誤解を解きながら進む事で、水として快適な新しい世界観を受け入れていくのです。



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