「自分の感覚」を大切に
「知識」と言うのは、ある所まではとても大切な役割を果たします。
例えば、分離的な社会の中にあっては、知識によってそうした状況を把握しなくては、なかなかそこから抜け出す事は出来ないからです。
自分は分離の世界を循環しているけれど、自分の選択1つで、調和的な世界へ移行できるのだという事を知れば、人々はこれまでと異なった調和を選択し始める事が出来ます。
しかし、そうした知識を持たなければ、いつまでも分離の世界で循環し続ける事になってしまうのです。
ただ、知識と言うのは、ある意味では3・4次元の産物であって、知識によって助走を付けたら、ハートの感覚によらなければ飛び立つ事が出来ないんですね。
例えば、チャネリング情報やこのブログも含めて、色々な情報がある訳ですが、それらは全て、「助走を加速させるため」の情報なんですね。
結局、それを利用して飛び立つためには、その人自身のハートの感覚によるものでなければ、飛び立てないのです。
そうした情報が、助走を加速させるための「タイヤ」であるのなら、そこから飛び立つための「翼」は、その人自身のハートの感覚なのです。
高次元存在たちが、何をどうやって伝えたところで、それは「タイヤ」です。「翼」は、外の情報には存在しないのです。
自分自身の内にのみ「翼」が存在するのです。
しかし、私達は助走の加速によって進歩を感じており、いつまでたっても助走をさらに加速させようと努力し、なかなか離陸に移るキッカケが掴めずにいるのかも知れません。
離陸し飛び立つためには、外の情報を追いかけ続けるのではなく、自分自身の内なる感覚に意識を集中しなければなりません。
自分の感じるものに意識を集中して、自分の感覚と大切に向き合っていきましょう。
私達の意識は、「今」をまったく捉えられていないと言っても過言でないくらいに、意識は雲散霧消していまった状態であるのかも知れません。
「今・ここ」に全てがあると言うのは、単なる知識や迷信ではなく、単純に真実なのだと思います。例えば、エネルギー感覚によってそれを捉え始めるだけでも、根本的に世界観が方向を変えてくるんですね。
エネルギー感覚とは、特別な人だけが感じるものではなく、人間と言うのはエネルギー感覚を利用して五感を生み出しているのです。
つまり、五感とはエネルギー感覚の1つの形態なんですね。
視覚はちょっと傾向が異なりますが、取っ掛かりやすい所では触覚(皮膚感覚)をエネルギー感覚へ戻してみるのが取り組みやすいと思います。
全ては、「今・ここ」自分の感覚の中にあるのです。
ただ、そこに意識が向いていないために、それを自覚する事が出来ないだけなのです。
「知識集め」から自立して、自分の内の感覚と向き合う時間を取る事は、とても重要な事です。
そして、必要になれば、いつでもそれに応じた知識を求めれば良いのです。
※ 再度、表紙を変更します(笑)。ちょっと、色合いが暗かったので。