アセンションの時代

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「主体」を自分に取り戻す

3次元の発想の傾向は、物質的な自己の外側の環境に主体があると言う事です。

お金が無いから、恋人がいないから、家族の理解が無いから、仕事が厳しいから・・・、だから、そんな環境におかれている自分は、幸せになれないのだと。

そして、それらの1つ1つをクリアして乗り越えようと、あるいは、それに耐え忍ぶ事によって、環境が少しでも変わり、自分が幸せになれる環境へと変化する事を望むのです。

しかし、その様にして自己を変えることなく、外側の環境と格闘する事で状況を変え、幸せになろうとする努力は、5次元的には車輪車の上を、空回りしながら必死に走る姿に見えるものなのかも知れません。

そうした、自己の外側に現れる環境と言うのは、「自分自身を映し出している幻想」であり、それゆえ、鏡に映し出された自分の気に入らないところ、例えば寝癖を直そうとして、鏡の自分に向かって試行錯誤しながら櫛を当てているようなものなのです。

現実を変えたいのであれば、自分を変えなければなりません。自分が映し出された幻想としての現実を相手に格闘しても、空回りしているようなものなのです。

それによって状況は変化し、環境は変わっては行きますが、また同じ問題が繰り返しやって来るだけなのです。いつまでも。

しかし、自分を変えれば、表れる現実は確実に変化していく事になります。物質世界には時間差があるため、即座に今変わる訳ではなく、少し間を置いてから変り始めることになります。

今、目の前にある現実は、少し前の自分の波動が引き寄せた現実なのです。

その様に考えると、意地の悪い上司の存在も、理解してくれない家族の存在も、全てが100%自分の責任だと言う事になります。

5次元の世界では、100%自己責任によって、自らの選択により状況が生み出されているのです。そして、それは3次元でも同じ事なのですが、ただ単純に、3次元の世界ではそれを理解できていないと言う事なのです。

3次元の世界では、人々の意識は外に向かっているために、物事の原因は常に自分の外側に存在するのだと考えられています。

しかし、どんなにそうだと思えるような環境・出来事であっても、その根本的な問題は、それを幻想として引き寄せている自らの波動(信念・思考)にあるのです。

そこを変えないことには、結局は繰り返し同じ問題が手を変え品を変えてやって来る事になります。

つまり、私達は自分を変える事によって、自らの望む経験を引き寄せる事が出来る、創造者としての能力を有していると言う事なのです。



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