波動を上げるには
今の時代の、スピリチュアル的な世界のテーマとして、「波動上昇」「自己の波動を上げる」と言うものが核心としてあります。
では、「波動を上げる」とは、具体的にはどうしたら良いのでしょうか？
前提から入っていこうと思ったのですが、広がりすぎて１本の記事では表す事が出来そうにないので、具体的な方法を主として書いていきます。
波動とは、色々な側面を持っているのですが、私達が自分の波動を上昇させようと思った時、その波動を「スピリチュアル（精神性）」な側面から捉えるのが、もっとも効率的です。
つまり、自分の精神性と波動は連動しているのです。
従って、精神性を高める事で、自らの波動は自動的に上昇していく事になります。
もう少し具体的に書いてみると
・ 分離（競争）ではなくて、調和（分け合い）に意識を向ける
・ 個としての自分と他の全てを、区別はしても、差別はしない。
と言う様な感じでしょうか。人や生き物と仲良くし、自然と調和しながら生きると言う事です。
実は、難しい事でも特別な事でもない様に感じられるのですが、実際に現実の競争社会の中では、これが意外と難しいんですね。
例えば、自他を差別しないと言うのは、他に向かって差別しないのと同様に、自分に対しても差別しては良くないのです。つまり、相手の困難に介入しすぎて、自分が犠牲になってもいけないと言う事です。
お互いを自立した存在として区別尊重した上で、差別しないと言う事が大切なのです。
自然との調和で言えば、例えば台所での洗い物は、動物性の脂以外は、洗剤を使わなくても綺麗になるんですね。動物性の脂が付いたものは、お湯をかければ綺麗になります。
洗剤を使うと言う事は、それだけ自然環境に負担を与えていると言う事なんですね。
自分の全てをそうしてチェックして追い詰めていく必要はありませんが、出来る事から気づいた事から改めていくと言う心がけと行動が大切なのです。
動物性の脂の話が出ましたが、動物を食べると言うのも、調和的とは言えませんよね。私達の文化の性質上、いっさい肉を食べてはいけないとまで思い込む必要は無いかも知れませんが、控えめにしたり、無駄にしない心がけは必要ですよね。
スピリチュアル的な向上を目指して波動上昇を目指すのですが、今の時代の本質は、宇宙的なサイクルによって私達を取り巻く波動環境が上昇していく中で、私達が波動の低い「個定観念」によって、自らの波動・経験を低いところに自ら押さえ込んでいると言う点にあります。
私達は、３次元の低い波動の世界（常識）で生きてきたために、自他を差別して競争する事を「当たり前」だとして、その意識を手放そうとしないのです。
それを手放しては、自分が生きていけないのだと信じ込んで恐れているのです。
私達を取り巻くエネルギー環境の波動上昇にうまく乗るためのキーワードをいくつか上げてみますね。
・ 感謝 ・ 委ねる ・ 調和 ・ ワクワク ・ 好奇心 ・ 一体感 ・ やりがい ・ 高揚感
その反対が手放すもので、これまで私達が握り締めてきたものです。
・ 否定 ・ コントロール ・ 分離 ・ ストレス ・ 義務 ・ 競争 ・ 責任 ・ 不安
幅が広すぎて、取りあえず何から取り組んだら良いかわからないという場合もあると思います。
そんな時には、自分を「ワクワク・好奇心」に向かわせる事を意識してみて下さい。例えば、テーブルの上に殺人事件の見出しが躍る新聞がおいてあるとします。
そんな情報は、「悲劇マニア」の求める情報です。
それよりも、自分の趣味に関する雑誌を置けば、それだけで雰囲気が変わります。
テレビで死亡事故のニュースを見るより、好きな音楽を流して寛いだり、例えば旅行が好きなら、そうしたDVDを見るのも良いでしょう。テレビは、見たいものが終わると自動的に次のものが流れ始めるので、「消す」習慣がとても大切になります。ほうっておけば、その内に殺人事件のニュースが流れ出します。
波動を上げるとは、「心地よく豊かに幸せに生きる」と言う事なのです。
すると、そうした生き方をより効率的に経験するために、波動が４次元的な環境を映し出すようになってくるのです。
ただ、自分が精神的な豊かさに向かわず、３次元的なお金や出世などの競争に向かうのであれば、それに適した環境は３次元であり、その結末を経験するために、自分でその世界に残る事になるのです。
気楽に楽しく前向きに、現実を受け入れ委ねて、感謝して生きる。
波動を上げると言うのは、「生き方」の中に幅広く表されるものであり、何か１つの魔法の様な行動や呪文がある訳ではありません。
お金を払って講習を受けても、大先生に波動を流してもらっても、一時的な助けにはなる場合もありますが、それだけで自分の波動が高くなるように、他人に「コントロール」される事はないのです。
自分の波動の主体は、あくまでも自分であり、それをコントロールできるのも自分以外にはないのです。
切羽詰って焦るのではなく、今の自分の立ち居地を受け入れて、楽しく意識的にそうした取り組みを進めていくのが良いと思います。
