アセンションの時代

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「自分自身」のアセンションを掴む

例えば、10年前にアセンションや多次元世界について認識している人が、どれだけいたでしょうか?

20年前には?30年前には?

10年前であっても、そうした世界観を持つ人はほとんどいなかったのかも知れません。30年も遡れば、皆無であったかも知れません。

その頃には、何百年も受け継がれてきた宗教や原住民族などの言い伝えとして、認識されていた程度だったのではないでしょうか。

今のように、スピリチュアル的な世界観として広まり始めたのは、ほんのここ数年の事なのです。

私自身も、哲学的な事には子供の頃から興味があり、スピリチュアルな生き方には「神との対話」が発売された頃から強い興味を持ってきました。

ただ、それは、物質世界の中での精神的な生き方を求めたものであって、それが多次元的な世界観と言う認識にまでは深まっていませんでした。

ただ、人生の中でごく稀に、不思議な体験をすることがあり、そうした経験の中で物質世界以外の可能性を受け入れる準備が進み、2010年頃からエネルギー感覚が表れ始めた事で、物質世界とは異なる感覚に日常的に触れ続ける事になりました。

そして、長年とても苦しめられてきた偏頭痛がエネルギーと関係があると言うことが分って来たり、2012年冬至という、そうした世界観を深く考えさせられる機会があって、多次元世界が自分の思考の中に形を表し始めたと言う感じです。

そして、一方では、株式投資で派手に遊んでいたため、市場の操作性や社会のお金の流れなどについての認識も深まり、古い社会の仕組みがよく見えてきたという事もあります。

アセンションの流れを掴むと言うのは、こうして自分の人生と言う「経験」の中から読み取る事が大切なのかも知れません。

例えば、チャネリングによって高次元存在たちが、いつ頃アセンションが起こる可能性が高いですよと言っても、それは、地球上の全ての人に対して言っている情報ではないんですね。

地球と言う環境は既にアセンションをしていますが、私達がどのタイミングでどの様に、自分個人の経験世界の中にその高波動をアセンションとして取り込むかは、各自の問題なのです。

高次元存在達は、その時に全ての人がアセンションすると行っているのではなく、準備が出来ている人たちには、そうした高波動を取り込む良い環境がそのタイミングで訪れると言う事を伝えているのです。

しかし、準備が出来ていない人には、それは無関係ではありませんが、その様には関係してこないのです。

私達は、自分の外側、しかも自分とは関係ない所での情報から、アセンションの進行状況を収集する事に精を出す傾向があります。私自身もそういうところがありますが。(笑)

しかし、アセンションと言うのは「経験」の事なんですね。そういう経験があると言う事です。

他の人の経験は、自分には直接は関係ないですよね。共感したり同情したりはしますが、結局は他人の経験です。

私達は、他人のアセンションを「聞く」ために、こうしてスピリチュアルな目覚めを進めている訳ではなく、自分がそれを「経験する」事を1つの目安・目標として目覚めを進めているのです。

では…、何が大切でしょうか?

自分の人生を見渡して、その中に表れてきているアセンションの流れを把握する事が大切なのです。

把握しなければならないと言う訳ではありませんが、把握する事によって、そうした「実感」が沸き、自らの進むべき方向性を知り、効率的に目覚めを早めていく事が出来るのです。

例えば、2012年冬至や2016年秋、あるいは春分日蝕など、様々な節目が存在し、その時に単発で「自分が変わったような気がする」と言うだけでは、それも悪いと言う訳ではないのですが、そうしたイベントのたびに同じところで足踏みしているような事にもなりかねないのです。

それを、把握している自分自身の流れの中で、振り返った時に「加速」の切っ掛けとしてその時期が合ったと実感できるくらいの緩いけど地に足が付いてドッシリとした実感が理想的かも知れません。

エネルギー的な感覚や精神的な揺らぎは、そうした時期にピンポイントで表れやすいですが、その時に直ぐに精神的に「進歩した」と感じるのは、気のせいである場合が多いのです。

特にネットの中などに溢れているアセンションの進行情報に意識を向けて情報をかき集めるよりも、自分自身の人生を振り返って、年単位くらいのゆったりとした流れの中に、「分離から調和への以降の流れ」を把握してみると、とても良いと思います。

私自身、そうした情報を追いかけては、「これは外れた、これも外れた」「さて、次の情報を探そう」と言う具合に、何やってんだかと言う様な時期もありました。

そうした情報は、自分の外の他人の情報であって、自分の流れにシンクロした情報でなければ意味が無いんですね。

そして、自分の流れを把握しだすと、自分にシンクロしている情報とシンクロしていない情報の区別がつき始めて、把握している自らの流れをより補強していく事が出来るのです。

何にでもしがみついて振り回されるのではなく、自分の流れをサポートしている情報を選び出して、自分の実感の中に取り込めるようになって行くのです。

アセンションは、経験の全てがそうであるように「個人的経験」の中に表れます。自分の経験に集中し、その積み重ねである人生から、自分のアセンションの流れを把握して見るのもよいかも知れません。

今、ちょっとだけ試すのではなく、そうした意識を常に自分の中に置いておくと、何かあった時に、流れの中での変化を実感できるかも知れませんね。



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