「シリア情勢」に見る変化
アメリカの最大の輸出品は「戦争」であり、また、シリアにそれを輸出し、北朝鮮に対してもかつて無いレベルでそうした緊張感が高まっています。
その後のイラク戦争の際には、CIAによる大量破壊兵器の存在に関する主張によって、一方的に戦争をしかけながら、戦闘終結後の捜査では、大量破壊兵器が存在しない事が証明されているのです。(イラク武装解除問題)
彼らが、その存亡をかけて最終的な攻勢をかけ始めていると言った所でしょうか。
トランプ大統領は、そうした存在たちを崩壊させる存在だと書いて来ましたが、それは、内部分裂を引き起こしながらという流れになって来ているようです。
これまでアメリカを支配してきたのは、イルミナティの中でも、ロックフェラー(つい先日、親玉であるデイビッド・ロックフェラーが亡くなっています)だったのですが、現在、トランプ大統領の後ろについているのはロスチャイルドであるようです。
ロックフェラーは、主に石油(エネルギー)によって世界を支配してきた一族であり、ロスチャイルドは主に金融によって世界を支配してきた一族です。
トランプ大統領は、当初、多少は独立系の色合いもあったのですが、実際に大統領としての職務を遂行していく上で、そうした大きな力にベッタリと頼らざるを得なかった側面もあるのかも知れません。
そうした内部分裂により、日本でも、これまでの情報コントロールが崩壊して来ています。
そして、今回のシリア攻撃についてもそれは言えます。
これまでのそうした際の報道は、「悪をやっつける為にアメリカが動いた」と言うもので一貫していました。いつもワンパターンで、相手側の主張や、実際におかれているその国の情勢など関係なく、マスコミが扇動によって現実とは異なる事実を、人々の意識の中に作り出してしまっていたのです。
しかし、今回の報道はそれとは異なります。
相変わらずのそうした報道も無いわけではないのですが、それとは異なる報道が、これまでに無く目に付くのです。
「単独行動」危うさ露呈(時事通信)
在日シリア人社会にも衝撃「どの国もシリアを壊すのはもう止めて」(時事通信)
噴き出す米への憎悪 シリア首都市民「将来さらに暗く」(朝日新聞)
他にも色々ありますが、これまでのように、ネガティブな存在たちが支配するアメリカ寄りの報道があまり目に付かないんですね。そして、ロシア側からの情報がそれなりに報じられてもいるのです。
ロシアと言うのは、良い悪いはともかくとして、ネガティブな勢力の対抗軸の1つと言えるのです。
つまり、アメリカ(を支配するネガティブな存在)の声ばかり伝えられていたこれまでとは変わり、市民の声やロシアからの情報が大きく取り上げられ始めているのです。
情報と言うのは、様々な次元のものが混在しながら存在しています。
例えば、3次元に残る人たちは、そうした情報の中から3次元的な情報を拾い集めて、自らの3次元的な経験世界を創り上げ、そうした方向へ舵を切っていくのです。
また、4次元世界に進む人たちは、そうした情報の中から4次元的な情報を拾い集めて、自らの4次元的な経験世界を創り上げ、新しい方向へ舵を切っていくのです。
3次元とか4次元へはどの様に自分で選んで進むことが出来るのかが解らずに、それを不安として感じている人たちもいるかも知れません。
しかし、実際には意識的・無意識的に関わらず、そうした選択は常に自分自身で行っている事なのです。
例えば今回の報道であっても、3次元へ残る人たちは、分離的な争いとしての側面でばかり情報を拾います。しかし、4次元へ進む人たちは、調和を求める声の広がりなど、調和的な側面からの情報を捉えます。
あるいは、こうした報道には関心を示さないかも知れません。それは、可愛そうな人たちに関心を示さない冷たい人と言うものではないのです。その情報を取り込んだからと言って、実際に自分が何をする訳でもないのです。
ただ、自分からコントロールされに行くようなものであり、無視する事はより良い選択の1つだとも言えます。
実際に、自分の生活の中に何らかの側面で表れてきたのなら、例えば難民への募金活動を見かけたり、シリア人が困っていたりしたら、その時に関心を寄せて調和を生み出せば良いのです。
アセンションは、ある意味でエネルギー的な5次元へのアセンションが不思議体験として広まってしまっている部分があり、4次元への地に足の付いた、自分の選択によるアセンションが軽く見られてしまっている側面があります。
しかし、ほとんどの人が向かっているのは4次元であり、日常的に地に足の付いた形で、自らの選択によってその道を進んでいくことを心がける事が大切なのかも知れませんね。