「驚くほど変化が無い」のは何故?
今日は、頂いたコメントを素材にさせていただいて、書いてみたいと思います。
その前提条件は、「世界は多次元に渡ってエネルギー的に存在している」と言う事なのです。
私達は物質世界を経験してきて、世界をエネルギーではなく物質として捉えて来ました。どうしても、その切り替えに苦戦されている方が多いように感じられます。
つまり、私達はエネルギーを「物質的に経験してきた」のであって、実際に経験しているのはエネルギーなのです。
それがどう言う事かと言うと、私達は実際には地球と言う表現の中の「エネルギー的無限の可能性」の中に存在しているのです。
その無限の可能性の中から、自分の波動にあった世界(可能性)を、自らの意識の中に映し出すことによって世界を経験していると言う事です。
つまり、各自の経験している世界は、厳密にはまったくの別物であって(無関係とは言いません)、お互いに選択した世界が大きく異なれば、最終的には完全に異なった世界へと進んでいく事になるのです。
それがどう言う事かと言うと、これまでにも何度も書いて来ている事なのですが、「アセンションは外からは来ない」と言う事なのです。
変化はまず、「自分から」始まらなければ、何も表れて来るものはないのです。
今の時代に訪れている、エネルギー的環境変化と言うタイミングの中で、出来事は刻々と変化して行きます。それは、自分がどうこうとは関係なく変わり続けます。
ただ、それを次元上昇と言う意味から経験するのか、単にこれまでの分離的なシステムが導いた結末として経験するのかは、「100%自分次第」なのです。
100%自分の波動(スピリチュアル性)に共鳴した世界が、今、自分の目の前にある世界なのです。
他の人には、他の人に共鳴した世界が目の前に映し出されているのです。
例えば、「何も変化が表れてこない」と経験している人たちがいる一方で、「どうして、こんなに表れてきているのに、みんなそれに気付かないんだ?」とじれったく思っている人たちがいることも事実なのです。
それは、「同じ無限の可能性」の中に存在していながら、「異なる可能性を選択し現実化させている」と言う事なのです。
波動が低いと言う事は、ネガティブな情報に意識が共鳴し、それに基づいた経験世界を創造すると言う事なのです。その結果、次の現実として映し出される世界は、さらにネガティブなものになって行きます。
波動が高いと言う事は、ポジティブな情報に意識が共鳴し、それに基づいた経験世界を創造すると言う事なのです。その結果、次の現実として映し出される世界は、さらにポジティブなものになって行きます。
物質的な世界観に囚われていると、それは馬鹿げた話になるのですが、エネルギー的な世界観においてはそれが普通の事なのです。
そもそも、物質的な世界観に基づくのであれば、アセンションと言うイベントはおきる訳が無い変人の戯言なのです。
う~ん、点ではなく面として、世界観として幅広く進めていく理解なので、なかなか簡単にパッと説明する事が出来ませんが、そんな感じだと思います。
ただ、これを読まれてアセンションは難しい事だと心配されてしまった方もいるかも知れませんが、視点・捉え方の問題だけで、過剰に難しいとか不安になる事は無いと思います。
例えば、戦に出て敵を何人殺して出世したとか言う時代から見ても分るように、私たちはすでに常識の中において既にかなり波動上昇しているのです。ただ、その一方で、その常識が最後の一歩を足止めしている訳でもありますが。
また、4次元と5次元と言うように、異なる2つのアセンションが存在しており、「難しいと不安になる」のは5次元へのアセンションであって、4次元のアセンションは、今の私達の水準からは「調和をより深く理解しそうあること」を心がけていれば自然と繋がっていく道なのです。
最後に、11さんのコメントの直接的な部分について少し触れてしめたいと思います。
イルミナティが、日本を押さえ込んできたと言うのは、実際にその通りだと思います。それは、私達の存在する「環境」側の要因ですよね。
そうした「環境」を利用して、犠牲者と言う経験を積み重ねている人もいますし、分離への理解を深め、それに見切りをつけて調和へと向かう発射台として利用した人もいます。
「犠牲者・被害者」と言うのは、この様に、生み出されるものではなく、選択されるものなんですね。なかなかそうは思えない現実も多々ありますが、それでもやはり魂としての選択であったりする訳なのです。
例えば、朝鮮有事があれば、精神的変革があると言うのではなくて、それも各自の選択の問題なんですね。それを選択するのであれば変革するし、選択しなければ変革しません。
スピリチュアル的な覚醒と言うのは、この様に大小問わずあらゆる出来事によって「やって来るものではなく」「自ら選択するもの」なのです。
11さんの場合は、最後に「それが三次元にフォーカスしているということでしょうか」とも書かれているために、そうした現実に「気付くだけの知識的なパーツは既に持っている」のだと思います。
あとはそのパーツが、自分の頭の中で世界観としてうまく1つの全体像に繋がったら、もう目の前には4次元(調和)的な現実が直ぐに表れ始めるのかも知れませんね。
自分の外に表れて来るのを「待つ」のでは、自分の波動を上昇させずに同じ波動水準に立ち止まっている訳ですから、それに共鳴して映し出される目の前の現実も変わりません。
自分が変わることで、はじめて自らの波動が上昇し、それに共鳴した現実が目の前に映し出され始めることになります。
この同じ時代世界に、共に存在し経験している多くの縁を大切にして、こうしてお互いに気付きの機会を与え合い、ともに調和的な世界に進んでいけたらいいですよね。
11さん、コメントありがとうございました。