アセンションの時代

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「波・螺旋」を描きながら

私達の波動は上昇していく訳ですが(もちろん、それを選択すればの話ですが)、全てが一直線に上昇して行く訳ではありません。

そうした上昇を、イメージするのに3つの線をイメージしてみましょう。

まず1つは、最初に書いたように「直線」的に上昇していく場合があります。ただ、これはあまり一般的ではないのかも知れません。

2つ目の線は、「波」です。何でもそうなのですが、伸びる時はグンと加速するのですが、それがいつまでも続く訳ではなく、必ずそれを確実に定着させるための調整的な下降が訪れるのです。

この様に、上下動を繰り返しながら、全体として徐々に上昇していくのです。

私達は、自分の成長的変化を、「直線」として捉えたがる傾向があります。グンと加速上昇した時に感じる成長への実感を、直線上昇と捉えてしまいがちなのです。

しかし、その後には必ず調整のための下降局面が訪れます。これを、「波」として上昇を捉えていれば、上昇を大きく、そして、下降は上昇した自分に対する正念場だと捉えていれば小さな調整ですみ、結果として全体の上昇過程が早まることになります。

しかし、直線上昇だと捉えてしまうと、下降した時には直線下降だと感じてしまうのです。

それによって、調整の際には自信喪失的に落ち込みが大きくなり、同じ場所で上昇したり下降したりを繰り返す事になり、あまり継続的な上昇に繋がらないのです。

この様に全ての事に言えることなのですが、私達の視点と言うのは、とても近視眼的であり、物事を長い目で捉える事がとても苦手なのです。

全体で捉えれば、次なる上昇のための一時的な調整のための下降であっても、目先しか見えていないとその下降が真っ逆さまに落ちていくように感じて、実際に下降幅を大きくしてしまうのです。

そして、もう1つ3つめのイメージラインと言うのがあります。それが「螺旋」です。

それは、自分の成長を実感しても、またしばらくすると同じような事に対してまた成長を実感するのです。

すると、「あれ?これはもうクリアしていた部分だったはずなのに、また同じクリアを経験しているぞ?」となるのです。

しかし、それは螺旋のように、1周まわってまた同じところに来たのですが、前回とは水準の上がったところで似た様な経験をしていると言うことなのです。

この様に私達は、経験の中で複合的に様々な成長ラインを描きながら、波動上昇を辿っているのです。

社会変化を捉えるときでも、自分の変化(成長)を捉える時でもそうなのですが、目先に囚われて上がった下がったと一喜一憂するのでは、なかなか地に足の付いた形でその変化の全体像を捉える事は出来ないのです。

一歩下がった大きな視点から物事を捉える事により、私達が大きな変化の全体の中で、今どの過程に位置しているのかを把握する事ができ、変化する状況にもいちいち振り回されなくなっていくのかも知れませんね。

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エネルギー感覚の中に距離感が無くなりました。以前にも同じような事を感じたことがありましたが、昨日までは凄く距離感を感じて、その中でエネルギーの拡大を進めていたのです。

きっと、螺旋を1周まわって来たんだなと思いました。エネルギー感覚全体の拡大具合は疑いようもないくらいですし。

もし、螺旋のイメージが無ければ、自分は同じところを堂々巡りしているのではないかと疑心暗鬼になってしまうかも知れませんが、自分が螺旋によって上昇している事を知っていれば、前回との上昇幅に意識が向かうので、成長を実感する方向へと意識が向くのかも知れませんね。



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