お金に囚われない日常
春ですねぇ~。新緑って、何かこう、何ていうのかなぁ~、いいですよね。(笑)
そうして自分自身で感じられる目の前の世界と、情報を通じて流れてくる世界・社会情勢と言うものが、感覚の上で、離れて行っているような感じが凄くします。
それは、特に意味深な事として書いているのではなくて、ただ、そんな感じがしています。
土日には実家の愛犬の散歩で、1時間以上歩くのですが、子供の春休みには生活のリズムが変わって、平日の早朝にも散歩に連れて行ったりしていました。
すると、散歩から帰り始める頃になると、通勤の車が道路を走り始めるんですね。すると、それによって、「ああ、そう言う現実もまだあるんだなぁ」と言う事を思い出します。
勤めていた仕事を辞めた時には、とにかく今後の「お金」の事で頭が一杯だったのですが、お金って実はあまり必要ないんだなぁと言う事を日々実感しています。
もちろん、それは、そうした生活スタイルを選択すればと言う事ですが。
そうした生活スタイルと言うのは、「ケチケチと切り詰める」とか「何らかの保護に依存する」と言う意味ではなくて、「常識に囚われず、本当に必要なもので豊かに生きていく」と言う事です。
価値観は人それぞれであり、何が正しく何が間違っていると言うつもりはありませんが、「それが無ければ生活に困る」と信じ込まされているものの多くは、実はどうでも良いものであったり、逆に害をもたらすものであったりするのかも知れません。
近所の農家の販売所で売っている季節の食材と、庭の果実を中心とする食事って、驚くほどにお金を必要としないんですよ。もちろん、それだけにこだわるつもりは全然無くて、手に入らないものは普通にスーパーで買いますが。
パンは、以前から仕事で知り合いのパン屋さんで買うのですが、いつも500円分くらい買うと、500円分くらいオマケをしてくれるんです。(笑)
まあ、消費期限が迫っているものなのですが、ありがたいですね。別に、私を哀れんでくれている訳ではないですよ。(笑)
お得意さんへのサービスで、喜んでくれる人にはそうして配っているんですね。お店もタダで廃棄は出来ないですし、勿体ないですからお互いに助かる部分があるんですよね。
我が家はお米の食事が中心なので、食パンは冷凍保存して、そんなに食べる訳ではないのですが、色々な食事を織り交ぜないと、子供が文句を言い出すんですよね。(笑)
食パンに塗るジャムは、庭で取れた甘夏で作った果肉たっぷりジャムや、6月頃に収穫できるビワで作るジャムが中心です。
ただ甘いと言うジャムではなくて、砂糖は控えめにしてとてもフルーティーでたっぷりと乗せて食べるので美味しいですよ。(笑)
かと言って、まったくお金が無くても困るのでもちろん、自営でほんの少しばかりの仕事はしている訳ですが。
結局こうした生き方と言うのは、単に選択の違いなのかも知れませんね。
「お金」や「職場での役職」によって人生が豊かになるのだと信じてそれを選択するか、「時間」や「趣味」によって人生を豊かにしようとしてそれを選択するかの。
ただ、私達の社会に広がる「信念」と言うものが、「お金・地位」を中心に据えて機能しているために、自分でも訳がわからなくなってしまっているのが、現代社会を生きる私達の姿なのだと思います。
人にはそれぞれのペースや方法があるので、突発的に行動に起こすだけでは痛い目にあう事になるかも知れませんが、人生の中で、じっくりと自分の「進みたい方向」へと自分自身を導いていく事が出来たら、オモシロいかも知れませんよね。