アセンションの時代

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停滞感とは

私もこれまで頻繁に囚われて来ましたが、なかなか変化が起きない、行き詰った感じ、停滞感に囚われた状態にある時と言うのは、実際「どの様な状態に自分がある」と言う事なのでしょうか。

いいですか?分りました?

実はそうした停滞感は、「世界・社会がどの様な状態にあるのか」に問題があるのではなくて、「自分がどの様な状態にあるのか」と言う部分に問題があるのです。

もし、その原因が世界・社会にあるのであれば、人々はそれを一様に感じるはずですよね。

しかし、そうした同じ世界の中にいながらも、私達はそれをそれぞれに感じ、異なった経験として受け止めているのです。

同じ世界の中で、「停滞感」を感じている人もいれば、ワクワクとした「高揚感」によってそれを感じている人もいるのです。

停滞感を感じている人に共通しているものの1つには、「未来や過去」に囚われて意識を「今」に集中していないと言う点が挙げられます。また、「他国や政治」などに囚われて自分のいる「ここ」にも集中できていない状態なのです。

つまり、停滞感の原因を「今・ここ」の自分の中に見出せていないと言う事なのです。

停滞感を解消して前進を始めるためには、その停滞感の原因を見つけ出し、それを解消していかなければなりません。

その原因が、「今・ここ」の自分の中に全てあると言う事なのです。

ところが、その原因を放置した状態で、私達は「今・ここの自分」ではない、どこかの誰かと言う健闘はずれな所に原因があるのだと思い込んでいますよね。

例えば、北朝鮮の誰かが悪いだとか、アメリカの誰かが悪いだとか、日本の政治家に問題があるだとか。

そうした前進しない原因探しが悪いと言っている訳ではないのです。

例えば、ハンマー投げを考えてみて下さい。

ハンマーは放り投げられて急速な前進を始める前には、同じサークルの中で、クルクルと回り続けていますよね。前進してはいないけれど、そうして前進のための力を蓄えているんですね。

見当外れの原因探しも、それと同じ事です。そうして前進出来ないままに、同じ場所でいつまでもクルクルとまわっている事で、「あ~バカバカしい、結局は周りなんて関係ない。自分が変わらなければ、自分の経験は前進していかないじゃん。」と気付くまで、クルクルとまわり続けるのです。

そして、そうした進まない回転はもうや~めたと、手放した時、経験は大きく前進し始める事になるのです。

停滞感を感じた時、原因は自分にあるのだと言う事実に向き合ってください。

私も今でも停滞感を感じる事が時々あります。以前に比べれば、格段に小さく一時的なものですが。

それって、「まだ、自分に軌道修正する部分がありますよ」と言う、高次元からのメッセージなんですね。

それに気付いて直す。そうした経験を繰り返して行く事で、自分自身の経験は、高次元に向かって加速的に前進していくんですね。

経験の全ての源は、自分自身にあると言う事なんですね。私達は誰もが創造者な訳ですから。ただ、それに気づいてポジティブに創造しているか、それを忘れてネガティブに創造しているかの違いに過ぎないのです。



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