アセンションの時代

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「自分」が変われば「世界」が変わる

世界を変えるにはどうしたら良いのでしょうか?

私達は、「物質世界」と言う世界観によって、目の前の世界を捉えています。つまり、目の前には絶対的な物質世界が存在しており、自分はその中に産み落とされた小さな肉体的存在だと「思い込んで」世界を経験しているのです。

そう思い込んでしまっている間は、実際にその世界観に沿って自らの経験を創造し続けることになるのですが、実際には私達はエネルギー的な存在としてエネルギー的な多次元世界の中に存在しているのです。

その時、自ら世界そのものを変えていくと言う事は、不可能ではないのです。それどころか、世界と言うのは自らの手によってしか変える事は出来ません。

私達は同じ世界に存在しているようでいて、全ての人が異なった世界を経験していますよね。

毎日が、ルンルンでハッピーな人もいるでしょうし、ストレスに押しつぶされてしまいそうな人もいます。それは、「異なる世界」に住んでいるという事なのです。

物質世界と言うのは、そのようにして「自らの意識の中」に映し出された世界なのです。

それについて書き出すとキリがなくなってしまうので、結論まで飛んでしまいますが、「自分が変われば世界が変わる」と言う事なのです。

物質世界と言う世界観の中では、「世界が変われば自分(の経験)が変わる」と思いがちですが、それは違うのです。

その時、自分の感じ方が変わるだけで、世界そのものは変わらないと思えるかも知れませんが、実は世界そのものが変わるのです。そもそも、物質世界とは自分の意識の中に映し出された幻想である訳ですから、自分が変わればそれに合わせて世界も変わるのです。

アセンションによって、3次元に残る世界と4次元に進む世界とに分かれると言われていますよね。

私達は物質世界を絶対的に捉えているので、世界が分裂するのか?と不思議に思ってしまいますが、もともと世界とは全ての人の意識の中にそれぞれ異なって(分裂して)映し出されているものなのです。

それらのそれぞれの世界の進む先を大雑把に分類すると3次元と4次元の2つのパターンに分類できると言う意味なんですね。

この様に、世界はこれまで私達が感じてきたような仕組みとは異なる仕組みによって存在しているために、「世界を平和にしたいなら、自分が平和であれば良い」と言う事なのです。

そうすれば、自分の意識の中に映し出された物質世界においては、競争や争いは徐々におさまり始め、平和な社会が映し出され始める事になります。

その時、他の人の意識の中に映し出された物質世界がどうなるかは、その人自身の問題であり、必ずしも自分の世界と同じような流れを辿る訳ではありません。

つまり、世界を平和にするためには、自分の周り(今・ここ)を平和にすれば良いと言う事です。それによって、世界全体もその平和具合に比例して映し出されることになります。

それから、エゴから来ている考えなのかどうなのかについてですね。

エゴの特徴として、「過去・未来」に主体を置いている、「物質」に強いこだわりを持っていると言う特徴があります。そして、他の存在と自己を分離(差別)的に捉えているのです。

エゴと言うのは私達の物質世界(低次元)に対応した側面であり、ハートと言うのがエネルギー世界(高次元)との繋がりとしての側面を持っています。

ハートは、常に「今・ここ」の中で「調和」を求めています。

つまり、自他を差別したり、未来に囚われている場合には、エゴが表れているという事だと思います。

ただ、そうとは言っても、物質世界の現実の中では自他の差別は手放して行きたいですが、自他の区別は必要です。区別がなければ、単なるお人よしで自分が破綻してしまい、継続的な調和を築く事が出来なくなってしまいます。

そして、「今・ここ」と言うのも、単なる物質現実の中の今・ここではありません。つまり、今さえ良ければそれで良いと言う意味ではないのです。

「今・ここ」とは、物質世界を包み込むエネルギー世界における今・ここであり、そこには未来へ繋がるあらゆる可能性と言うエネルギーや、過去との繋がりを持つ記憶と言うエネルギーも同時に存在している場所なのです。

そうしたトータルの中で、目の前の現実に主体を置き調和を選択していくと言う事です。

始めのうちは、考える事で頭が混乱するかも知れませんが、そうした意識を持ち続ければ、混乱も徐々に治まって来るようになり、やがては考えなくても感覚の中に感じるようになって行くと思います。

それは、人生を通じて気長に取り組んでいくものであって、そうした流れがアセンションそのものでもあるのだと思います。

このブログや、それをテーマでまとめた電子書籍などを読んでもらえた方などは、あるいは様々なチャネリング情報に触れられている方たちは、エネルギー的で多次元な「世界観」に馴染まれてきているのではないかと思います。

しかし、世界観がこれまでの常識としての物質的な世界観であると、どんなにこうした話をしても、話のかみ合いようがないのです。

結局、そうして考えていくと、人生とはパッパと切り替えていくのは難しく、積み重ねの上に徐々に変化が表れて来るものなのだろうと思います。

あまり、簡単にゴールに辿り着けるゲームでは、オモシロくないと言う事なのでしょうね。



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