完璧な世界
目の前の世界と言うのは、「一なるもの」と言う無限の可能性の内に創造された世界です。
それを、「自分」と言う個性的な意識によって、「今・ここ」に経験しているのです。
視覚によって映し出される世界は、３次元物質世界の雛形となるものであり、その上に様々な表現や感覚が重ね合わされています。
覚醒すると言う事は、そうして創造された物質的な経験世界の枠の外から世界を捉え経験し始めると言う事です。
ただ、この物質的な枠の外にも、幾重にも枠（創造）が広がっております。
３次元の物質世界から目覚めれば、４次元の物質的なエネルギー世界を経験する事になり、そこから目覚めれば５次元のエネルギー世界を経験する事になります。
３次元での私達の経験は、「今・ここ」にある奇跡的かつ芸術的な目の前の世界を堪能しようとはしません。
常に「今・ここ」にある世界を不完全なものとして捉え、「今・ここ」に無いものを追いかけ続けているのです。
３次元の世界を不完全な世界だと誤解している人は多いのかも知れません。
３次元の世界を良くない不完全な世界だと思っているうちは、４次元の中に入っていく事は出来ないんですね。
３次元と言う不完全な環境を離れて、４次元のより良い環境へ行くと言う考え方では、アセンションすることは難しいと言う事です。
