アセンションの時代

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完璧な世界(続き)

さて、前回の記事で、皆さんの中に小石を投げ込んだつもりだったのですが、波紋は立ったでしょうか。(笑)

前回の続きとして記事を始めます。

「3次元と言う不完全な環境を離れて、4次元のより良い環境へ行くと言う考え方では、アセンションすることは難しいと言う事です。」

この様に書いて終わった訳なのですが、こうした考え方の何が問題なのでしょうか。

「3次元は悪いから4次元へ行きたい。」

微妙なニュアンスでどうでも良さそうに感じられるかも知れませんが、実はこれが決定的な問題になるのです。

つまり、「ここは環境が悪いから、良い環境の所へ移動したい。」と考える時、「自分達が幸せにならないのは、ネガティブな支配者やシステムに縛られたこの環境が悪いからだ」となるのです。

支配者やシステムが悪いのであって、それが改善されれば自分は幸せになれる。

そうじゃないんですね。

私達は3次元世界は今まで存在してきた世界で、4次元世界はこれから創造されていく世界だと捉えています。

確かに、私達が入り込んでいる世界の直線時間から捉えればそういう事になります。

しかし、実際により大きな視点からは、4次元世界はずっと存在し続けているんですね。3次元世界と同様に「今・ここ」に。

問題は、私達、個人個人の意識が、その波動に共鳴して自分の経験世界の中にその世界を映し出せるかどうかと言う事なのです。

4次元世界は、これまでもこれからも、ずっと「今・ここ」に存在しているのです。

こう、考えて見ましょうか。

私達各自は、それぞれ個々のテレビです。

自分の意識の中に、世界を映し出してそれを経験しています。

テレビが3チャンネルに合わさっていると、テレビからは3チャンネルにあった微弱な周波数が発せられているのです。その電波に、テレビの周りの空間にある3チャンネルに該当する周波数の電波が絡み付いて、映像として映し出されるのです。

私たちも自分自身が3次元の周波数を発しているために、意識の中に3次元の世界が映し出されているのです。しかし、そこには4次元の世界も5次元の世界も同時に存在しています。

ただ、自分のチャンネル(周波数)がそれに合っていないために、その世界は映し出されていないという事なのです。

現在、アセンションの時代が進行中ですが、4次元世界が、3次元の周波数にまで降りてきてくれる訳ではないのです。(それでは、3次元の世界になってしまいます。)

あくまでも、私達各自が4次元にまで上がっていく必要があり、そうした波動上昇をかつてなく進めやすい環境が訪れていると言う事なのです。

例えば、中世ヨーロッパでは、それを進めれば場合によっては魔女狩りによって火あぶりにされた訳ですが、現在では、それを勧めている人ほど、ストレスから解放されようとしているのです。

環境(世界)は常に完璧です。

3次元の波動を発している人には、キチンと3次元の世界が、4次元の波動を発している人には、キチンと4次元の世界が映し出されるように出来ているのです。

私達は、悪い3次元の環境から良い4次元の環境へ移動しようとしているのではありません。

これまでも、これからも同様にあり続ける多次元世界を、これまで3次元と言う視点から経験してきたけれど、これからは4次元という視点から経験して行こうと言う事なのです。

変わるのは世界ではなく、自分なのです。

自分が変わるから世界が変わるのであって、世界が変わるから自分が変わる訳では無いのだと言うところを間違えると、世界が変わるのを待っているうちに4次元の世界は手の届かない所まで遠ざかってしまう事になります。

無理な目標設定で落ち込むと、波動も一緒に落ち込みます。

現実的な日常において、こつこつと調和や好奇心の取り込みを重ねて行きましょう。それがそのまま、波動上昇の表れなのです。



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