アセンションの時代

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なぜ、今回のアセンションは変化が大きいのか?

3次元から4次元へのアセンションは、他の次元間のアセンションに比べてその変化が激しいと言われています。それは、なぜなのでしょうか?

例えば、4次元から5次元、5次元から6次元へのアセンションと言うのは、調和から更なる調和への急加速(ブレイクスルー)として表れます。

それに対して、私達が現在経験し始めているアセンションと言うのは、3次元において分離を加速させて来て、もうこれ以上は分離へと進む事が出来ないと言う極限において、一気にその方向を調和へと急転換する事にあるのです。

ゴムボールが勢い良く落ちて来て、地面に激突し、方向を正反対に変えて上に向かって跳ね上がる、その転換点となる瞬間の中に、まさに現在の私たちがあると言う事です。

これらは、より高次元の世界からは、そうした全体の流れが見渡す事が出来るのです。

しかし、その瞬間を切り取って電子顕微鏡でそれを覗き込むようにして、その経験の中に入り込んでいる私達には、その全体像を感じ取りにくいと言う事なのです。

ボールが地面に激突し、その極限までに圧力がかかったのが、惑星地球と言う視点からは2012年の冬至でした。

人類は、そうした惑星地球の足を引っ張り、それよりも遅れているのですが、地球の方向転換によって、人類も、もういつまでも下降圧力の中に留まる事は出来ないという事です。

4次元へと向かう人たちのゴムボールは、今後、早々にも地面へと激突し、その表面に張り付いていた社会システムや価値観を吹き飛ばす事になります。

そして、もと来た高次元へと向かって、一気に方向転換し、急上昇を始める事になるのです。

ただ、今回の私達の人生は、ボールが地面に激突する直前から、激突して急上昇を始めるまでの、その「瞬間の中」にあります。

言ってみれば、もっとも変化の激しい激動の時代で、多くの魂たちがそれを経験したいと渇望する時間の中なのです。

どんなに瞬間的な経験(生まれて直ぐに亡くなる)でも良いから、その世界の空気を吸い、光を浴びてそのタイミングの中を訪れたいと言う事で、今の世界の搭乗人数は70億人にも達しているのです。

それは、決して楽な経験ではありません。

ヒーローやヒロインには、常に過酷な経験が待っているのです。そうした過酷な経験を乗り越える事に、魂たちは魅力を感じるのであって、はじめからありふれた日常が続くドラマより、遥かに人気が高いんですね。

そして、私達は誰もが、ヒーロー、ヒロインになるチャンスを得てここにいる訳です。

・・・と言う訳で、過酷な経験が始まろうとしています。(笑)

南米のベネズエラが、今どの様な状況になっているかご存知ですか?金融・経済は崩壊し、政治も大混乱の中にあります。

アフリカのリビアはどうですか?カダフィー大佐に守られていたこの国も、欧米の侵略によって今は無政府状態で、アフリカの難民達のヨーロッパへの出発拠点となっています。

これらはともに、石油で潤った豊かな国だったのです。

戦火にあるシリアは、言うまでもないですよね。ここも、豊かで安定した国と言われていたのです。

そして、日本は2014年から5年以内、遅くとも10年以内に古いシステムが崩壊し、現在の権力機構は機能しなくなるのだと、バシャールと日本に関係の深い高次元文明によって伝えられています。

その時に、どうやって自分達の力で乗り越えていくかと言う事なのです。

「生存競争を勝ち抜いて、何とか自分は生き残る。」

それは、これまでの競争社会を生き抜いてきた私達の常識ですよね。それで、いいんですか?と言う話なんですね。

それでも、ここに来ている人たちの多くは、「私は、調和的に助け合って生きていく。」と考えるだろうと思います。

それは、既に一歩前へ進んだ所にいるのだと言う事が言えます。

しかし、混乱の中で本当に人を助ける事が出来ますか?

助け合うと言うのは、相手との関係であって、相手が自分を助ける事までも含めているんですね。それは、条件付の愛と言う事です。

出来る!と言って、気前良く人を助け出したらキリが無いですよ。助けて欲しい人だらけなのですから。そうした人たちに自分のものを分け与えたら、一瞬でスッテンテンになっちゃいますよ。

ハートに基づく無条件の愛をこの世界で表現していくためには、マインドがシッカリとこの世界のあり方に調整する必要があるんですね。

つまり、自らのスピリチュアル世界を、シッカリと磐石の状態で育てておかなければならないんですね。

スピリチュアル世界と言うのは、目に見て五感で感じる事が出来ない世界です。

そのため、「お金」より「無条件の愛が大切」だと言う事が出来れば、それで一様にあの人はスピリチュアルな人だと言うように横並びに解釈してしまいがちですが、違うんですね。

それぞれの人はその内にスピリチュアル世界を持っているのですが、それを視覚的に例えてみれば、3次元的な人であれば、石や岩がゴロゴロと転がる荒地です。

4次元へ向かおうとする人たちであっても、文句を言いながら石や岩を移動させている最中の人もいるでしょう。土を耕し始めている人もいるでしょう。

種を蒔いて芽が出だしている人たちも居れば、そろそろ収穫できそうな人たちも居るでしょう。道や水路の整備まで進んでいる人たちも居るでしょうし、庭に草花を植えて楽しむ余裕の出てきている人もいるでしょう。

私達は、目に見えないとなかなかそれを把握する事が出来ませんが、スピリチュアル世界でも、それくらいに様々な状態があるのです。

物質世界の混乱を乗り切ろうと思ったら、スピリチュアル世界はゆとりある状態にしておいた方が良いことは考えるまでもないですよね。

ただ、私達はスピリチュアル世界が育っていく過程を把握していないので、どこまである道のりの、どの辺りに自分がいるのかと言う事が掴めないんですね。

今書いている電子書籍では、その辺に焦点を当ててまとめており、地に足をつけて実践の中で進んでいる人たちには、参考にしてもらえるのではないだろうかと思っています。

今日から8月、はやいですね。



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