アセンションの時代

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予言について

予言についてテーマを頂きましたので、それについて書いてみたいと思います。

まず、予言にふれる時に、その前提として理解しておく必要があることがあります。

未来と言うのは、あらゆる無限のパターンにおいて、エネルギー的な状態の中に確定しているものです。ただ、私達各自が、その中からどの未来を経験する事になるのかは、各自がそれを経験するまでは決まってはいないのです。

時々使う例えですが、電子ゲームに例えてみましょう。

ゲームの世界において、全ての可能性は、プログラムとして既に確定されています。しかし、プレーヤーがそれをコントロールして画面上に映し出すまでは、どの可能性がそこに映し出されることになるのかは決まっていないのです。

私達はどうしても、物質的な世界観で物事を捉えてしまうために、そうした事がうまく理解できないのですが、私達の目の前の世界と言うのは、自分の意識の中に映し出された幻想なんですね。

つまり、先ほどのゲームに例えると、物質世界と言うのは、画面の中のゲームの世界なのです。

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予言と言うのは、自分の波動にあった未来的な可能性を覗き見て、その人の解釈によって伝えているものが多いんですね。

それは、確かに存在する未来(可能性)なのですが、「その人の波動にマッチした未来」であって、「唯一絶対的な1つの未来ではない」のです。

そう言う意味で、予言と言うのは、無限に存在する未来の1つに過ぎないのです。それが、実際に起こる可能性もありますが、起こらない可能性はそれ以上にあるのです。

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例えば、ひふみ神示であれば、神示と言うのは、色々な解釈の仕方が出来ると言う特徴があります。つまり、そこに示されているのは、大雑把な方向性であり、具体的な所は実際に自分が経験して来た現実にあてはめた形によって読み解く必要があるのです。

ヒトラーの予言であれば、確かに彼は高次元存在との接触によって、未来の可能性を見ていたと思われ、驚くほど的確に時代の変化を捉えていたところはあります。

ただ、既に外れている部分がかなり出てきています。つまり、彼の捉えたタイムラインと、私達が進んでいるタイムラインとでは、既にかなりずれて来ているんですね。そのずれたタイムラインの未来を正確に読み解いても、このタイムラインの未来はそれとは関係ない所で起こる事になるのです。

さらに、ヒトラーはタイムラインの分離など、エネルギー的な世界観までは理解せずに、物質的な世界観で見たものを解釈しているような感じがあります。時代を考えれば、それは当たり前の事だとは思いますが。

ただ、詳しく見てはいないので、そうとも言い切れませんが。

オコツトについても、大雑把な方向性は伝えていても、具体的な予言はしていなかったのではないかと思います。バシャールでも他の高次元存在たちでも例外なくそうなのですが、彼らは未来の様々な可能性を見る事は出来ますが、その可能性の中から、私達がどの未来を現実化するかは分らないのです。

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つまり、可能性の1つを示す事は出来ても、起こることを示す事は出来ないと言う事です。

しかし、私達はエネルギー的な多次元世界の仕組みを理解せずに、物質的な世界観でそれを解釈するために、未来は1つでありそこで何が起こるのかを伝えているものだと解釈してしまうのです。

予言と言うのは、大雑把な方向性を捉えていく上では、一定の役割を果たしていると言えます。アセンションと言う変化が起こると言う方向性も、そうした予言的なメッセージによって人々に解釈される事が出来ているのです。

ただ、日時や場所など具体的になればなるほどに、それは単に可能性の1つであると言う解釈が適切になり、参考になる以上に、予言と言う幻想に囚われる事にしかならないのです。

特に2012年冬至以降、それまで大体似た様な可能性が束になって進んできたタイムラインが、完全にバラバラに分離して、あらゆる方向に進みだしているのです。

ここから先は、予言がどう言っているかよりも、自分自身のあり方を考察する事からの方が、より現実化される可能性の高い未来の方向性を読み取る事が出来ると思います。

自分の波動に共鳴する未来(可能性)が引き寄せられ、現実化されていく訳ですから。

具体的な予言は、いずれにしてもあまり意味は無いと思います。

ただ、バシャールの言う、ヤイエル文明によるUFOイベントなどは別です。なぜなら、それは私達からすれば予言ですが、彼らにとっては予定だからです。



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