「広く浅く」から「深く」へ
「今・ここ」に集中する事が重要だって、皆さん知っていますよね。
ところで、その理解度には100の段階があるのですが、あなたはどの水準においてそれを理解していますか?
物質世界が幻想であるって、皆さん知っていますよね。
ところで、その理解度にも100の段階があるのですが、あなたはどの水準においてそれを理解されていますか?
ここでの100の段階と言うのは、ものの例えで、実際にそれが100あると言う意味ではありません。
私達が、新しいスピリチュアル的な知識をかき集める段階と言うのは、ひと波去った後なんですね。私達は大体一通りの理解をし、さらに新しい知識を求めても、今の私達の水準で理解できる事はもうあまり無いんです。
つまり、これまでは浅く広くスピリチュアルな知識を集めてきたのですが、そう言う段階は既に一区切りついていると言う事なのです。
今は、既に知っている知識を、より深いところから理解して行く事に時間を費やす時間なのです。
100の段階とはそう言う意味です。
「今・ここ」に集中すると言う事は、理解度1でも「知っている」と言えるのです。そして、理解度70でも「知っている」と言う事なのです。
しかし、その「知っている」の後ろにある世界の広がりは、まるで別ものなんですね。
そうした理解の深まりによって、次の水準の新しい知識が訪れ始めると言う事です。
人と言うのは、自分がその理解水準に達していないと、そうした知識・情報が目の前にあってもそれを理解する事は出来ないんですね。
つまり、より深い情報が目の前にあっても、それを意味のある情報として捉える事が出来ないのです。
そうして知識を深めていく時、「人や知識・情報から学ぶ」と言う手法には限界があるのです。
それは、これまでの様に広く浅く集める段階ではとても有効な方法なのですが、それを深めていく上ではあまり効果的ではないのです。
深めるためには、自らの実践によって探求していく必要があるんですね。つまり、時間がかかるのです。
バシャールは、遅くても2013年から2015年までの早い段階で、より良いタイムラインを捉える事を勧めていましたよね。
パッパと上っ面の理解で知識を取り込むだけならそんなに焦らせる必要もないんですね。ただ、それでは不十分であり、そこから先を深めていくには時間がかかると言う事なのです。
もう2017年も後半ですが、だからと言って別に焦る必要はないのですが、自分の立ち位置を把握した上で、楽しく噛み締めて進んでいけるといいですよね。
基本的に私達は、「足踏み」を続ける癖があるので、景色が変わっていかない状態に飽きてきてしまう事があるんですね。
しかし、それは状況が進んでいないのではなくて、自分が進んでいないと言う事なのです。
だからと言って全然まったく焦る必要はないのですが、ちょっと色々な視点を持つように自分を揺さぶっていると、足踏みをして進んでいなかった自分にハッと気付くことがあるかもしれません。
気付かないうちに「足踏み」の状態に入っていた自分に気付くと、何か、居眠り運転からハッと目が覚めた感じで、「いかんいかん」って感じで、そう思うんですね。(笑)