アセンションの時代

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新しいお金・可能性とリスク

ここのところ、頻繁に触れている仮想通貨について、もう少し整理しておきたいと思います。

このブログを見てくれている人の60~70%が40歳以上の方です。

良いとか悪いと言う価値判断ではなく、その特徴・傾向・現実として読み取って頂きたいのですが、私自身も含むそうした世代の人たちと言うのは、分離的な世界を既に大人として長く生きてきており、「新しい変化に対して柔軟ではありません」。

例えば、テーマとなっている「仮想通貨」を取り上げた時に、多くの人は、管理者(支配者)がいない事や、物的な裏づけが無い事、その仕組みが理解でき無い事を理由として、「変化を遠ざける」反応を示します。

例え本質的にはポジティブな変化であっても、変化そのものを嫌うと言うのは、エゴの1つの性質であると言えます。

エゴは常にネガティブな可能性に着目するために、本質がポジティブであっても、部分的なネガティブな要素に囚われてしまうのです。

基本的に大きな流れの中では、この仮想通貨と言うものは、ポジティブな性質を持っていると考えられます。

ただ、立ち上がったばかりの草創期にあり、当然にネガティブな要素も含んでいます。

例えば、リップルなどと言う金融機関が主導(支配)する暗号通貨が、世界の基軸通貨になるような事になれば、全ての富は管理者によって管理される可能性があります。

仮想通貨が第一世代とすると、暗号通貨はバージョンアップされた第二世代であると言えます。

あるいは仮想通貨の代名詞であるビットコインは、既に技術的に古い部分があり、今後は一般的な通貨と言うよりは、アンティークコイン(資産)の様な位置づけに向かって行く可能性もあるのではないかと、個人的には思っています。

ただ、それも様々な問題を乗り越えて行けるという前提での話ですが。

暗号通貨には、様々なものが存在しており、主要なものでも10や20は簡単にあります。

決して、暗号通貨への投資や投機を煽るものではないので、各通貨の特徴などをどうこうと書くつもりはありませんが、そうした暗号通貨に対する時代変化の中での位置づけだけは、大雑把に把握しておいた方が良いのではないかと言うのが趣旨です。

かつて、「お金」とは、読んで字のごとく「金貨・銀貨」を意味していました。

それが、紙幣に置き換わった時、人々はどの様にそれを受け止めたでしょうか。

おそらく、若い人々はその利便性に目をむけ、積極的にそれを取り入れたことでしょう。

しかし、年配の大人たちは、おそらく紙切れを金銀と同様に利用する事など受け入れる事が出来ず、手元に金貨・銀貨を握り続けていた事でしょう。

しかし、時代の変化に逆らう事は出来ず、そうした人々も納得できないままに、やがては金貨・銀貨を手離し、紙幣を使い始めるのです。

今から起きようとしている事は、それと同じ事なのです。

今は紙切れとして、物質的な影を留めているお金が、これからは情報としてデジタルな形に変化していく事になります。

それは、ネットショッピングなど、時代の変化に対応したものでもあるのです。

そして、多くの人が誤解しているのですが、既に発行されたほとんどのお金は、デジタル的にコンピューターの中で管理されているのです。

通帳に1000万円の預金がある時、あなたのその1000万円が実際に銀行にある訳ではありません。

みんなで100億円の預金があれば、例えばですが、だいたい現金としては1億円も持っていれば入出金に対応できるとして、残りの99億円はデジタルとしてコンピューターの中で管理されているだけで、実際に紙幣が存在している訳ではないのです。

従って、デジタルでは信用でき無いと言うのは、古い固定観念に基づく幻想であって、既にお金と言うものはデジタルで管理されているのです。

それを、銀行を介するか、個人で直接管理(ネットで取引所を利用して)するかと言う話だけなのです。

また、多くの人が、紙幣は国が保障しているけれど、仮想通貨は誰も保証してくれないと言いますが、それもとんでもない誤解です。

紙幣の価値を国が保障している事などありえません。通貨としての地位は保障していますが、その価値は保障されていないのです。つまり、インフレが起きれば、その価値が下がっていくのは当たり前の事なのです。

ただ、日本に繋がりの深い高次元存在たちが言っているように、数年以内に日本の政治・社会機能が麻痺するような混乱が始まった場合、もし、ネット環境が遮断されるような事になると、その時には仮想通貨と言うのはどうしようもなくなってしまいます。

すると、金貨・銀貨が力を発揮する事になるでしょう。しかし、そうならない限りは、金貨・銀貨と言うのは実際に利用するにはとても不便だと言わざるを得ません。

つまり、まとめとしては、仮想通貨・暗号通貨と言うのは「新しいお金」と言う地位を築いていく事になると思います。

ただ、ネット環境の遮断された状態ではそれを使う事は出来ず、発展途上の技術的な問題や今後の社会的な混乱を考えると、それなりのリスクも存在していると言う事が言えます。

高次元存在が、数年以内に日本に大きな混乱が訪れると言うメッセージを残していますが、富士山の噴火や首都直下地震、東海・東南海・南海地震などが起これば、それは現実となる可能性が高いと思います。

実際に、地球規模で火山・地震活動はここ数年で急激に活発化し始めています。

戦争なんて起これば洒落にはなりませんが。それは、このタイムラインでは起こらないだろうと思っています。

タイムライン的には、仮想通貨の台頭によって、かなり混乱が抑えられる方向に向かっていると思いますが、どうなんでしょうかね。

こう言ってはあれかも知れませんが、それでもなお、それだからこそ、スピリチュアルがカギを握ってくる事になるんですね。

結局、そうして世界の出来事として起こって来ることも、結局は自らの波動が、エネルギー世界から自らの意識の中に映し出しているものなのです。

それは、各自のゲーム画面の様なもので、同じ地球ゲームをしていても、その環境や結末は人それぞれなんですね。それが、種明かしと言う訳です。

そのゲームの進み具合は違っても、同じ方向に向かっていれば、お互いに関係しあっていく事は出来ますが、違う方向に向かっているのであれば、ますます急速に関係が失われていく事になるんですね。関係が途切れるのは、それだけが理由と言う訳ではないですが。

みんなが、上手くゲームを楽しんでいけると良いですよね。



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