アセンションの時代

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タイムライン

時間と言うものは幻想なんですね。つまり、過去や未来と言うのは1つの考え方に過ぎないと言う事です。

これは、書きかけの電子書籍に書いていることなのですが、座礁してしまっているのでここに書いてしまいますが(笑)、過去と言うのは記憶であり、未来と言うのは可能性の事なのです。

それを、「時間」と言う考え方(物差し)によって、直線的な変化の上で捉えようとしているのが私達、地球人の世界観なのです。

実際に私達は「今」以外の時間に存在する事は出来ません。また、同じように「ここ」以外の場所に存在する事も出来ないのです。

つまり、「今・ここ」が経験している世界の全てであると言う事です。

それは、常に変化をしており、それを「直線的な時間」と言う世界観によって私達は捉えていると言う事です。

それは、色々な捉え方の内の1つであって、絶対的な唯一の捉え方である訳ではありません。

私達は歴史について考える時に、そこには絶対的な1つの歴史があるのだと思っていますが、実際にはそれは真理ではないのです。

例えば、単純化して進めますが、「日本は太平洋戦争において世界を混乱に陥れた」と言う歴史生きている人たちが多くいます。その人たちのタイムラインにおいては、それが真実なのです。

一方で、「日本は太平洋戦争において、世界の白人支配の歴史に終止符を打った」と言う歴史を生きている人たちもいます。これも、その人たちのタイムラインにおける真実なのです。

これは、どちらが正しくどちらが間違っていると言うものではありません。それぞれが、それぞれにとっての真実であり歴史であるのです。

つまり、「過去」と言うのはそれくらい柔軟に存在しているものなのです。

そのため、世界を混乱に陥れたと言う歴史から、白人支配の歴史に終止符を打ったと言う歴史に過去をスライドする事も出来るのです。

そうしたスライドと言うのは、過去の中で起こるのではなく、「今」の中で起こるものなのです。

つまり、今の自分がタイムラインをスライドすると、それに沿って過去や未来と言うのも同じようにスライドしていくものなのです。

例えば、スピリチュアル的な目覚めに伴い、今の自分が波動上昇していくと、アトランティスやムーと言う超古代文明の存在が歴史の中に表れて来る事になります。未来には、高次元存在としての宇宙人たちの存在が見えてくることになります。

それは、自らの波動変化が、過去や未来として投影されるものの中に、そうして映し出されてくるという事なのです。

しかし、波動を上昇させない人たちの過去や未来は、その様には変わっては行きません。

そうした人たちのタイムラインの中では、超古代文明に関する情報は、単なるオカルトブームとして表れ、歴史に影響する事はないのです。宇宙人についても、ブームあるいは軍などの陰謀として経験され、未来に影響する事はありません。

私達は、「物質世界」に主体を置いて世界を経験すると言うユニークな経験の中にいるために、そうした事を理解するのに苦労するのですが、実際には世界と言うのは「自分」を主体として存在しているものなのです。

自分が主体に存在しているのであれば、自分勝手で良いのかと言えば、それも解釈の仕方次第なのです。

もちろん、自分の世界である訳ですから、自分勝手で良いのですが、そのためには「自分」とは何者であるのかを理解する事が重要になってくるのです。

例えば、物質的な世界観の中で、「肉体的な自己」を自分として定義してその小さな自分の勝手に生きていけば、大きな自分以外の世界との間に摩擦を生み出す事になります。

しかし、世界そのものが自分であると言う事を知れば、自然と世界が調和する形で経験を生み出していくことになるのです。そして、それが真理であるために、それがより心地よい生き方になります。

私達は、肉体的な個を自分と定義して、その他の存在たちと競い・争う事によって3次元と言う波動の低い世界を生きてきました。そこで、エゴによる優越感と言う幸せモドキを追いかけて生きてきたのです。

しかし、その波動領域には本当の幸せ(調和)が無いという事に気付いた人たちから、順に4次元あるいは5次元の世界へと向かって波動を上昇させタイムラインをスライドしています。

3次元に残る人たちの中にも、同じような変化が表れる事もありますが、その意味はまるで異なるものとして経験されるのです。そして、やがては表れる変化自体が異なったタイムラインへと離れて行き、お互いが世界を共有する機会は無くなって行くのです。



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