アセンションの時代

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波動を上げるコツ

一般的な話しとして、波動を上げるためのコツと言うか、簡単な習慣について書いてみたいと思います。

「波動を上げる」と書くと、ややSF的な側面からの次元上昇・アセンション・エネルギー的経験などをイメージされるかも知れませんが、そうした経験は一度頭から切り離してしまった方が賢明です。

基本的にそうした経験と言うのは、突然に起こるものではなく、その下地となる経験が充分に積みあがって、本人がその可能性を実感の中に感じ取る事が出来るようになったうえで徐々に表れて来るものです。

もともと、アセンションには急激なパターンと緩やかなパターンの、大雑把に2つの分類のシナリオがあり、私達のこの現実は緩やかなパターンのシナリオが選択された現実の中にあります。

なぜなら、急激なパターンでは、例外的な一部の人たちはアセンション出来たものの、私達の大半は既に死んでしまう事になっていたからです。

そこで死なずにすんだ私達は、言ってみれば急激なアセンションにはついていけないために、ゆっくりとその過程を進めていく必要があるのです。

早くからアセンションの情報に触れてきた人たちほど、急激なアセンションシナリオに関する情報を多く吸収しており、そのイメージが拭えない場合があるんですね。しかし、それでは吸収した知識が足を引っ張る事になってしまうのです。

急激なアセンションへの準備が出来ている人は、ハイペースでその過程を進んで行くのですが、無理に自分はその流れに乗っているのだと思い込んだり、逆に乗れていないから落ちこぼれてしまうのだと心配したりしない方が良いと思います。

つまり、そうしたハイペースの変化を基準にして考えるべきではないと言う事です。基準となるのは常に「自分自身の今」であり、そこに意識を集中していく必要があるのです。

そう言う意味から見れば、大きな流れ・一般的な変化の流れを上手く捉えると言う事が波動を上昇させると言う事であり、それは、SF的ではなく日常的な現実なのです。その積み重ねの先に、SF的な現実も徐々に表れて来ると言う事です。

そうして、波動上昇に取り組む時、最も簡単に波動を上昇させるためのコツは、「新聞・テレビを見ない」と「趣味を持つ」と言う事です。

新聞・テレビを見ないと言う事は、自らを波動の低い現実の中にアンカーしない(碇をおろさない)と言う意味があります。

私達は、スピリチュアルな情報を知識として取り込みながらも、新聞やテレビによって波動の低い現実の中に自らをアンカーしているために、現実と知識の間に大きな乖離を生み出しているのです。

世界にはポジティブ・ネガティブ様々な情報が存在しているのですが、その中からネガティブな情報を中心にピックアップして、私達の意識を波動の低い現実の中にアンカーしているのがテレビや新聞なのです。

その100%がネガティブであると言うつもりはなく、優れた番組や報道がその中に皆無であると言う訳ではないのですが、テレビや新聞に触れ続けている中でそれを選別するのは実際のところ難しいんですね。

普通の人は、自分はその選別が出来ていると自覚されていると思うのですが、例えば分りやすくそれを数字的に表して見れば、確かに30%とか50%は選別出来ていると思うのですが、90%とかそう言う水準ではなかなか出来ないものなのです。

継続的にテレビや新聞に触れていると、ネガティブな情報に麻痺している部分がとても大きいからです。麻痺しているから、ネガティブをネガティブと感じていないんですね。そうして、自らを低い波動の現実にアンカーしてしまっているのです。

そうしたものには触れないのが一番ですし、テレビを見るのであれば、録画して見たいものだけを見るのが良いと思います。そして、それが終わったら必ず消す事です。

一方で、趣味を持つと言う事は、低い現実から開放された波動を、自ら上昇させていくと言う働きがあります。

従って、趣味であってもネガティブな要素の強いものでは意味が無いのですが、調和的な(トータルな視点から自分の精神や肉体に心地よい。そこに関わる人々や自然に心地よい。)ものであれば良いと思います。

全ては波動であり、他にもあらゆる要素の中に波動を上げる要素は存在していますが、より大きく自らを変える事が出来る簡単な取り組みとして、今あげた2つのものがあると思います。

例えば、波動を上げる取り組みとしてあまり良くない例は、お金を払って数回の講習を受けて波動を上昇させるだとか、有名な先生に波動を上昇させてもらったと言うものがあります。

それらは、内容がそれなりのものであれば、1つの切っ掛けとしては決して悪いものではありませんが、「それで私の波動が上がった」と思うのであれば、それは逆に悪い影響を受けている事になるんですね。

そして、講習や指導である場合、もちろん全ての場合ではありませんが、その成果を強調するためにその様に思い込ませようとする傾向がある場合もあるのです。

結果として、自立した自分自身の力によって波動をコントロールするのではなく、お金を払って他人に波動をコントロールしてもらったと言う3次元的な依存心を育ててしまう事になるのです。

つまり、波動は低い状態により強くアンカーされてしまうと言う事です。

スピリチュアル的な取り組みにおいては、「主体」は常に自分であり、自らの創造によって調和を生み出して行く意識が大切なのです。他人に、自らの調和を生み出してもらおうと言う依存心は、3次元の世界に捨てていくものなんですね。

そうしたお手伝いとしての講習や指導であれば、それは各自が歩を進めるための切っ掛けとして良いのではないかと思います。



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