アセンションの時代

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続:「憧れる」と言う事は・・・

例えば、男の人が男である事に憧れたりはしませんよね。女の人が女である事に憧れたりもしません。既に自分がそうであるのだから、憧れる必要などないのです。

つまり、調和に憧れると言う事は、自分が調和ではない分離的な状態にあるのだと言う事を示しています。調和的であれば、調和に憧れる必要はないんですね。

もちろん、調和的な要素も持ってはいるけれど、より調和的な状態に憧れると言う事はあるでしょう。しかし、それもやはり、調和的な状態以上に分離的な要素の方を、より多く抱えていると言う事なのです。

より調和的である人は、自らの映し出す調和を楽しんでいる人であって、調和に「憧れる」と言う意識には薄いのです。

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アセンションについて考える時に、多くの人の最大の関心ごとの1つは、自分はアセンション出来るのかどうかと言う事だと思います。

もう少し広い視点から見れば、どれくらいの人たちがアセンション出来るのかと言う事でもあるでしょう。

例えば、ひふみ神示に出てくる1つの目安となるものとしては、3分の1と言う割合が度々上げられています。

しかし、私の場合にはかなり楽観的で、それを上回る人たちがアセンション出来るのではないかと、何となく、漠然と思っていたんですね。

それはおそらく、高次元の存在達の伝える情報のニュアンスを、私が誤解していたような感じがするのです。そうした誤解の可能性を、自分でもある程度は自覚していたのですが、そうした自覚の想定を遥かに越えて、大きく誤解していたのではないかと言う懸念が出て来たのです。

誤解自体が生み出されたポイントは、高次元の存在達は「ますます多くの人々が、目覚めを加速させ始めています。」等と言う様な形で、「大勢の人々」と言う伝え方を良く使うのですが、そこに落とし穴があったのかも知れないと・・・。

私達はそう言われると、人類全体、例えば70億人と言う人口の中での「大勢の人々」だと解釈する傾向があるのではないかと思います。少なくとも私自身は、そればかりではありませんが、そうした解釈がある程度あったことは否定できません。

ただ、一方で、どうも高次元存在達の話は、「高次元へ進む事を選択した人たち」にのみ話しかけられているものであると言う事も感じていました。

彼らの役割は、3次元と4次元の狭間で迷走している人々に、4次元(スピリチュアル)的なあり方を伝え、それを受け入れ「自ら調和的になり始めた人たち」をスムーズに新しい次元世界へと誘導する事なのです。

それは、3次元(競争世界)に残る事を選択した人々を無理やり4次元に連れて行く事でもなければ、3次元と4次元の狭間で「調和に憧れて」「調和が訪れるのを待っている」人たちを、調和(4次元)にまで背負っていってあげる事でもありません。

あくまでも、日常現実の中で「自らを調和的な存在へと変化させ続け」、「自らの足で前進を続ける人たち」の、道案内をする事が彼らの請け負ってくれた役割なのです。

私達と違って、そうした高次元存在達の発想には、70億人全員を4次元へ導くと言う発想は始めからないんですね。自ら4次元(調和的なあり方)へ進む事を決断し、自ら調和的な存在になり続けている人たちのサポートをしに来ているのであり、そうした視点からの「より多くの人たち」と言う事なんですね。

つまり、それは70億人と言う前提からその言葉を聞いている人々の感覚とは乖離した、小さめな規模である可能性もあるのです。

まあ、何がどう転んだところで、私達が魂として永遠の中に存在し続けていると言う前提が揺らぐ事は無く、ネガティブに不安を掻き立てる必要はないのですが、こうした経験の機会は極めて稀なものであり、よりポジティブに挑戦的に、自らを調和的な存在へと再構築して行く事に取り組むと良いのかなぁと思いました。

今のタイミングでのネガティブな感情は、百害あって一利なしですから、ポジティブに人生をチャレンジして生きたいですね。




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