アセンションの時代

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アセンションと言う過程

先日、内緒さんから頂いたコメントに関連して、私達がアセンション(次元上昇)のどの辺りを進んでいるのかを整理してみたいと思います。

私達が存在しているエネルギー環境、つまり、惑星地球のエネルギー環境と言うのは2012年冬至をスタートラインとして、基本的に既に4次元そして5次元へ向けての本格的な上昇を始めています。

つまり、私達が経験しているエネルギー的な環境の中からは、かなりの勢いで3次元的なエネルギーが洗い流されており、既に4次元的な日常を生き始めている人がこれまでになく増加して来ていると考えられます。

それは、現時点で「割合」として多数派を占める程の流れにはなっていませんが、「人数」としてみれば急激に増加して来ていると思います。

そうして、いち早く新しい波を捉え始めている人たちの傾向は、「年齢的に若い人」「趣味(生きがい)を持っている人」「スピリチュアルな目覚めを進めて来た人」と言う特徴があると思います。

ただ、それは全体的な流れを把握するための「傾向」であって、若者や趣味のある人がみんなそうであると言う意味ではありませんし、このブログの読者さんの年齢層として多い40代以上の人たちが流れに乗れていないと言う意味でもありません。ただ、全体的な傾向としてそう言った事が言えるという事です。

若い人たちは、既に分離的な社会システムが上手く機能せず破綻し始めた時代を当たり前に生きてきたために、そうしたシステムに囚われずに、自立してより良い生き方を見つけていこうとする意識を持っているのです。そして、背負っているものが少ないために、それを実践していく事も容易なんですね。

一方で、年齢を重ねて来た人たちは、分離的な社会システムが上手く機能していた時代を生きて来たために、寄らば大樹の陰で、それに従って生きる事がより良く見えやすい時代であったのです。そして、そこで多くのものを背負ったために、若者ほど身軽に方向転換することが出来ないんですね。

今の若者達の魂と言うのは、この世界で新しい時代を立ち上げる事を目的にやって来ている者が多いんですね。一方で、大人たちの魂は、古い時代と新しい時代の急転換と言う最もG(重力)の掛かる経験を目的にやって来ているのです。

いつも書いてきている様に、それは優劣と言う視点から見るものではありません。それぞれの魂が、それぞれに最も必要な経験を選択して生まれてきた人生がそうであったと言う事であり、人と比べる様な事ではなく、自分の人生に集中して生きる必要があります。

そうした中で、若い人たちほど趣味などのポジティブな側面を育てる事で、自らの目的を軌道に乗せていくことが出来やすいのですが、年を重ねた大人たちほど、スピリチュアル的な目覚めを確実に進めて行くことが重要になって来ます。

若い人たちには、ネガティブな世界観があまり浸透しきっていないために、ポジティブに意識を向ける事でそれが育っていくんですね。しかし、大人たちには既にネガティブな世界観が「常識として浸透している」ために、ポジティブに意識を向けようとしても、余暇を越えてそれを人生の柱として育てるのは難しいんですね。

大人たちがそれをするためには、スピリチュアル的な目覚めをシッカリと進めて、社会的な常識を手放し、新しい世界観を常識として実際にそれを日常の中に表していく必要があるのです。それは、アセンションの過程において、もっとも難しく挑みがいのある難関なのです。

話を戻しますが、私達が存在している現在のエネルギー環境と言うのは、既に4次元領域に本格的に踏み込み始めており、そうした高波動に抵抗無く(古い常識に囚われず)自らを委ねている人たちから、4次元的な日常を経験し始めているのです。

つまり、どういう事かと言うと、今の時点で「調和と好奇心」が日常現実のベースになっていないと言う事は、その度合いに応じて「分離競争的な3次元社会のあり方に固執している」と言う事なのです。

ただ、3~4次元世界と言うのは物質世界であり、そこでの変化には「過程」が伴う事になります。そのため、今それを手離せば、今から即座に人生バラ色に変わると言うものではありません。

物質世界にいる限りは、どうしてもそれ相応の移行期間を経る必要があるんですね。今の私達は、各自のペースでそれぞれに、その移行期間を進んでいる状態にあるのです。

そうした移行は、波の無いイーブンペースで進んでいくのではなくて、グンと進む時期もあれば壁にぶつかって停滞する時期もあります。例えば直近で言えば、3月のエネルギー等の様なものは、そうした変化に力が加わることになるんですね。

それまでに必要な過程を進んできていれば、そこでこれまでの成果が表れ始めるかもしれませんし、壁にぶつかった状態が続いていたのであれば、痛みを伴いながらをそれを突き破る切っ掛けとなるかも知れません。あるいは、ただ何と無くの停滞期であれば、再び前進し始めるためのエネルギーがチャージされているかも知れません。

つまり、表れ方は人それぞれなんですね。その人次第の事なのです。

ただ、表れ方はそれぞれであっても、全ての人が存在している共通のエネルギー環境は、ますます確実に4次元の領域へと踏み込み続けていると言う事になります。

では、どの時点を持ってアセンションと言うのかとなると、実際問題としてその中にいる私達の視点からは難しい話なんですね。

例えば、未来の人たちがそれを振り返れば、西暦1980年~2030年頃にかけて本格的にアセンションが起こったと言う様な話なんですね。

私達はそれを、虫眼鏡で今日か?明日か?と探す訳ですが、今日も明日もずっとアセンションの過程の中にいると言うのが実際の所なのです。

それでも、先ほど書いたことと同様に、そうした過程の中にも山あり谷ありでメリハリがあるんですね。そうしたメリハリの中で、最もそれを実感しやすい出来事の1つが「イベント」であると言う事なのです。

個人的な足取りを少し書いてみます。

1980年代に入った小学校の高学年の頃から「何で生きてるんだろう?」「大人の言う理想は、自分が生きるには値しない」と思ってきました。

中学・高校では、与えられた生き方に抵抗して、学校のテストも解っても書かなかったり、そこに参加する事に凄く抵抗があったんですね。

高校は進学校だったのですが、大学を受けて受かってしまったらこの流れからますます逃れられなくなると思って、「受かっても行かない」のではなくて、「受けない」事に決めたんですね。

これが、今の自分へと繋がる、かなり大きな決断だったと思います。学歴だとか、与えられたものを追いかける生き方と決別して、自分で何かを模索し始める事になります。

就職する気も無かったので、専門学校で2年間の時間を親に買ってもらいました。入学式の帰りに、高校の時にバイト(禁止されていましたが)してためたお金を握り締めて、証券会社に入って行き初めて株を買いました。(笑)

その2年間で文学・経済などの本を読み漁ったんですね。2年になった時に、学校のエレベーターの中で2年で担任になった先生に、「○○先生(1年の時の担任)が、あいつ(私)だけはサッパリ解らんと言ってたけど、その気持ちがよく解る。」と言われました。

学年で最低の点数をとった次に、学年で最高の点数をとったり、何となく気分でやってたり、試験をスッポカシて反省文用に原稿用紙を1枚渡されて、それを1行で提出して反省文の追試を書かされたり。

見た目がマジメなお坊ちゃん系に見られやすかったので、印象とのギャップが大きかったみたいです。

そして、就職活動もせずにバイトをして、卒業したら船に乗って中国へ渡り、中国を1ヶ月、パキスタンを1ヶ月かけて横断して帰って来たのです。そこでの経験がまた、とても大きな財産となったんですね。

その後、就職し仕事でも同じ様な感じでしたが、それでも「今はそう言う時期」と割り切って、無難にバランスを取ってそこに定着していました。しかし、3年位前に「そう言う時期は終わった」と思って20年くらい勤めた仕事を退職し、おまけに離婚もして、今へと繋がる訳なんですね。

就職した頃からスピリチュアルと言うジャンルが徐々に広がり始め、そうした方向性に自分の進路を確信してその知識を積み重ねてきたりもしていました。そして、この7年半くらいはエネルギー感覚も出てきて、アセンションと言うものが実感として現実的なものになり始めているんですね。

いつアセンションかと言ったら、私はこうした過程の全てが、アセンションの中にあるものだと思っています。ただ、その中にもメリハリはあり、イベントの様な出来事に注目したりもしますが、私達の人生と言うのは、全てがアセンションと言う過程の中にスッポリと入っているものだと思います。

ちょっと、時間がなくなったのでここまでにします。



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